Prologue .:+*:・ ・ ⭐︎
満開の桜が残酷なほど綺麗に舞っている
今日から私
日向 笑美は
暁月学園高等部1年生になる。
今日はその初日、入学式という人生の一大イベントなので新しく私の友達になる人に与える第一印象はできるだけよくするべく
昨日の夜からむくみ改善のマッサージをしたり、パックをしてみたり。
結局楽しみで少ししか寝れなかったのはここだけの話だ。
朝も早起きして髪をゆるく巻く。
トーンアップの日焼け止めと、ビューラーでまつげにも軽くカールを仕込む
新しい制服に腕を通して鏡の前で笑顔を作る。
口角を上げて少し目を細める
完璧。
荷物の確認をして迎えを待つ。
両親も今日は気合を入れているようで、いつもより準備を念入りにしている。
ピンポーン
軽やかな音が家に響く。
「いってらっしゃい」
両親に見送られて玄関前に立つ
姿見で最終チェック
もう一度笑顔を作る。
大丈夫。今日の私、最高に可愛いよ
だから、笑おう
まだ新品の白いスニーカーを履き
玄関の扉を開ける
「行ってきます!」
柔らかくて私には眩しすぎるくらいの春の日差しと共に、目に飛び込んできたのは
今日も"完璧"な私の幼馴染
初めて私に「好き」をくれた
一ノ瀬 透
君だった。
「おはよ。似合ってるよ、えみ。」
そう言って笑う君の笑顔は
私が君にあげれたものなのだろうか _ 。
世界一上手な「好き」の隠し方
start _
♡ .*:. .. .
エブリスタでも同じもの投稿しています!
そっちの方が進み早いです!!
ちな水曜、金曜の週2回投稿します!




