ルドーその後
無限の才能があれば、この世を天国の様に過ごせると思っていた
だが、現実は、違っていた
「え~全然PV伸びてねぇ~」
会社の定期診断からの、突然の死の宣告、退職して、入院し、病状が悪化するも、奇跡の生還を果たした。あの神様が言っていたスキルを現世で手に入れた気がしたので、自分の才能を試すためにあえて、定職につかづ、自分の能力を試していた
「くそ~、結構いいの書けたたと思うのに、しかも1日で100ep一気投稿という出血大サービス
なのに、一週間立って、90PVってなんだよ!これ多いのか、少ないのか、いやぜってぇすくねぇ!なんでだよ!」
今は退職金を頼りに、生活し、その中で今流行り、いやちょっと旬を逃したジャンル
異世界転生物を、あの時の記憶を頼りに小説にしていた。
その時は、とても楽しかった、手が勝手にキーボードをたたき、物語を紡いでいく
あぁ、これが才能なんだなぁと感じたが実際は、見向きもされない
「あ~こんなことなら、もっと早く転生していれば!あの動画配信サイトとか、その動画配信サイトとかで適当にゲーム実況とか、変な料理とか作っとけば知名度上げられたのいぃーーーーーー」
フローリングをゴロゴロのたうち回るするルドー
「ふうぅ、一旦落ち着こう、異世界転生物の”お前らどうせこれが好きなんやろ”は、つかめてるはずなんだ、なのにどうして」
”この世界で水を有料で売る方法って知ってますか?”
幻聴のように、あの声が響く
NPCとは、違う何か、特異性のある声
「それじゃ、リョクは、お金ほぼもってないじゃないのか」
「大丈夫ですよ、ちゃんとした方法で、稼ぎました」
「お布施を、売り払ったのか?」
「それじゃ、二束三文です、それこそこの村では、ほぼ無価値でしょうね」
「じゃ、パンかな?それを売った」
「正解!でも僕はそれに付加価値を付けた、この世界で水を有料で売る方法って知ってますか?」
「え、そら、砂漠で死にかけの人に売るとかか」
「そうですね、言い換えれば、相手に渇きを与える」
「どうやって?」
「僕が提供したのは、食べ物ですからね」
「塩か」
「ただの調味料ですね。少し、濃い方がパンと合う」
「それは、そのズルじゃないか?」
「この世界の塩は、結構値が張る、それをユーザーにフリーで提供しているだけですよ」
あの世界でそんな会話をした気がする
「ユーザーに渇きを与えるか…よくわからんが、とにかく今は、より多く執筆すること!目指せ100万文字!」
ぷるるるる ぷるるる
ルドーのスマホが鳴る
「またお母さんか」
全く、いつまでたっても、母から見たら、僕は子供だ




