外れにある寂れた教会 その2
「霊魂の集合体だった場合この場を封印して逃げますよ」
「レギオンは、ないやろ、そんな瘴気濃くないし、てか封印とかできるん」
「対象自体じゃなくて、隔てられて空間自体に封印します、といってもアマノヒメ様の
お札張り付けるだけですが」
「へぇーてことは、君出身、カームバアムなんや」
「いえ、違いますし何ならもうアマノヒメ様の加護も、もうないです」
「じゃ、ただの紙切れやん」
「なっ!失礼な!そこらへんは、(リアルワールドでも使える方の)スキルを使って何とかします、効力は、弱めですが2,3か月は、持つと思います」
「あぁ、ごめん!でも、凄いな君、でホント出身どこぉ」
「フーロブルグ周辺のリークバアムってとこです」
「マジで!ほぼ地元やん、あそこええよなぁ、過ごしやすて」
「えっと、転生仕立てだったから、そこら辺よく覚えてなくて、とりあえずラスボス目指してここに来ました」
「そうなんか、もったいな~、でもギバーに転生とか、くろう…」
「リョクさん、リョクさん!気を抜きです。もすぐボス前ですよ!」
私の物と言わんばかりに、ミッチーがリョクを引き寄せる
ぎゅ
「えっ」
ドーズアルカが私の手を握っている、可愛いところあるや、とおもた
あの声から察するに巨大鬼ムカデに類する魔物
その甲殻からなる防御力もさることながら、
無数の節足から繰り出さられる機動力
先ずは、その動きに対抗しなければならない
「全員ならびぃ」
背中に手を付けて出力する
「ファスト・ウィンド」
全員に速度アップのバフをかける
「お~、体軽い」
「あっホントです、簡単に持ち上がりますよ!」
「ミチルさん、やめてー」
「はい、そこイチャつかない」
「大切なことですよ」
「そうなの?」
リョクが困惑しとるやん
「で、編成は、私とリョクさんが前衛で、ドーズアルカとミチルさんが後衛でええか」
「「「はい」」」
「んで、リョクさんが先手の一発をきめると」
「ボス相手は初めてなんでどれくらい削れるかわかりません」
シンプルな触媒を持ってる、多分初級魔法程度の威力やろ
「それじゃ、戦闘開始や」
ボスの扉が開かれ、そいつと目が合う
おもたとおり、巨大ムカデ
リョクの空気が変わった、明らかな殺気を触媒に込めている
嫌な予感がした
ドーズアルカをちらりと見る
まずい、明らかに初級レベルやない
これで、ファンブル使われたら
「ドーズアルカ!」
ドーズアルカは、ぴったっと止まった
視線を戻す、
そこには、触媒を刀のように振った後の
リョクが写った。




