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リョクが 寂れた教会で フリースタイルバトルを 大敢行

外れにある寂れた教会


管理者がいなくなった死者を弔う

その場所は、生前の信者の魂が集う

されど、それを癒し導くものは、もうおらず

怒りや悲しみとともに滞留し

いつしか、人の形に近きもの

鎧や、人の身に着ける装飾品、さらには、白骨体に

宿り、生者に対しその怨念を

ぶつけるために行動する


日が沈みかけ、その者たちが

彷徨い、漂う時間となる


そこに、甚平のような服装のサエキ・リョク

ベルとステッキを持つミチルさん

とユキチャン


「ミチルさん、これをいいタイミングで鳴らし続けてください」


「いいですけど、その装備は、危険すぎませんか?」


「危険だから意味がある」


「リョクさんが攻撃を受けたら、なりふり構わず逃がしますよ」


「お願いしします」



チーン、チーン


スケルトンがこちらに興味を示す


完全に殺気を消して


スケルトンの中ゆっくりと歩く


その中央で


「こんな何処の馬の骨ともわからない、若僧に注目して、頂き大変感謝いたします」


困惑するスケルトン、武器を構えるスケルトン、じっと見ているスケルトン


「この場にいる方に向けて命を懸けて歌います」




フリースタイルバトルの開始だ



「アー オー オ― オ、チェケラ!」


チーン


「手前のお前 とりま、話そう こんな機会めったにねぇ」


チーン チーン 


「ヘイ ヨォ!」


”お前は一体何なんだ、藪から棒に何なんだ?”


「アー、アー、その通り、オレは、自分がわかっちゃねぇ!


今ある、苦しみ、悩み事、それをただただ、流してぇ!」


”あぁ あぁ そうかい、それが一番、金がかからず、儲けも出る、お前は所詮その程度、お前は所詮その程度”


「もちろん、それは、分かってる、息すうように分かってる、だが、人が一人、人助ける、ただそれは、意味ちゃんとある」


ぎゃーて ぎゃーて はら ぎゃてー はらそぎゃて



ぼーぢー そわかー はんにゃしんぎょー


チーン チーン


”てめえは、何もわかってない、その言葉だけで、そのお声だけ、オレらの未練が、消えるはずない”


「お前ら、その身、見た目で分かる、身を焦がし、土に返し、風に流れ、身が沈む、そして、ここで


生き続ける、その心だけで生き続ける、苦しみながら、それ続ける」


チーン チーン



ぎゃーて ぎゃーて はら ぎゃてー はらそぎゃて



ぼーぢーそわかー はんにゃしんぎょー



”ああ、分かったよ、お前さん心、俺は、ただの、ただの”


「あぁ、大丈夫!言わなくていい、そして、お前の、心から、向かう方へ」



”あぁ、ブラザー、感謝する!、そして、安らかにその次を目指す”


アーアー、センキュー


チーン



スケルトンが僕を目指して一列に並ぶ



「ハーイ、OK!、満員、御礼、望むとこ!」

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