おとしまえ
バシーン!
そのビンタの音は、
2人と顕在なされたユキチャンが、
渡しのクルーザーに向かう直前に
村中に響いた
「リーム!お前…!」
その音源となった村長が、その鼓手のリームに問いかけた
「村長さん、リョクさんとトージを嗾けたそうね」
「…いや、わしは、やるなと言ったぞ」
脂汗をかく村長
「そうやって、子供みたいな言い訳を!謝ることもできないの!」
「リームさん僕は、気にしてないから」
割って入るリョク
「あなたもミチルさんと、白蛇様の気持ちを考えるの!」
「”そうですよ!あんな子供みたいにはしゃぐから!”」
「うぐっ、ご…ごめんなさい、心配かけて」
「”次は気を付けなさい”」
「はい」
リョクは、限りない慈悲に感謝した
「ほら、あの子だってちゃんと謝罪できてる!一番この件で辛い思いしたのに!それなのにあなたは!」
「村の者に示しが付かない、それに結果は出した!結界も強化された!それに”もう”わしが”選ばれしもの”になることは、できなかった…」
「ん?”もう”」
何かに気づくリョク
「リョクさん、今なら余計なこと言っても良いと思いますよ」
「村長さん、役割を流しましたね」
「リョクさんどうゆうことですか?もっとわかりやすく説明してください!」
「お前、やめろ!」
慌てる村長
「リョクさん私も、もっとよく知りたいわ」
「村長は、結界の弱まりは、知っていた。その解決方法も、しかしそれには、大きなリスクが伴う
何なら、自分が犠牲になるかもしれない。それなら、僕みたいな部外者にその役を押し付けるか、あるいは、次の世代に残すか」
「た…託したんだ。それに、君は犠牲になってないじゃないか!」
「そういえば、あの榊って何の意味があるんですか?他の方は、榊なんて持って行ったことがないって言ってました」
「……」
周りが、村長に対して”もういいだろう”と言う目を向ける
「あぁ、そうだ!怖かった!怖ったんだよ!神に身を捧げる?魂を同化させる?そんなの真面な精神を持ったヤツが、耐えられるとでも!」
「もっと他に言うことがあるでしょうが!」
リームさんは煮え切らない村長に一喝した
「あぁ、クソ、悪かった、悪かったよ!自分の代りにしてしまったこと!聞こえてたんだよ!わしも、あの方の”声が”それを、わしは…トージ!」
「はい!」
突然呼ばれた渦中の人は、ビックっとした
村長は、トージの肩をつかみ泣きながら語った
「ずっと、ずっと、怖かった、それなのに、今のお前を見るととても羨ましいく思う、悔しいと感じる。何だ、この気持ちは、それに対してなんで、謝罪したいとけいない、わしは、間違ったことをしたか!」
言いたいことを言った後、憑き物が落ちたように、スッと泣き止み、何か哀れみの表情になっていった
「わしは、子供を犠牲にして、自分が助かろうとしていた。本当にすまなかった」
村の者にそれを許す者も、責める者いなかった




