炎の試練場 その4 ~ボス前~
そこからは、作業だった
サンキュパスで魅了し
色気を無くしたら
また、別のサンキュパスを魅了す
「リョクさん、私なら、とっくに魅了されてましたよ、それにしてやり過ぎではないでしょうか?」
リームさんが暗い表情で話す
「……生きる為です、言葉が通じないのならばこうするしかないです」
「僕は、きっとそんな風になれないです」
「トージ君に、守るものができたとき、きっとその価値観は、変わるはずと、僕の恩人は言っていました」
「守るものですか」
「もっと分かりやすく訳しましょうか」
僕は、警戒を解いてトージ君を抱きしめた、
「わぁ、なに!」
「例えば僕が、トージ君の事を愛していたとします、そのためにどれだけ汚いこともしても良いと、思うそれだけです」
ほかの二人は、何か尊いものを見るように見ていた
試練場の最奥
イフリートの間
そこに続く扉の前に立った
4人と
「どれくらい消耗してますか?」
「弓は、結構残っています。魔力もそこそこです」
「私の方も、帳と結界を一回使ったぐらいです」
「僕は、何もしてないです」
「むぐー!むぐー!」
猿ぐつわされたサンキュパス
「じゃ、行きますか」
ボスへと続く扉が開く
円形のフロア
その中央に大きな炎が燃える
その炎の上に中に浮かぶ
角の生えた、魔人がいる
3メートル程だろうか、
その四肢は、丸太の様に太く
肉弾での攻撃も、相当な威力になると思われる
腕を組んで、こちらを睨みつけた
サンキュパスから気を奪い、ぶつける
ぐぉおおおおおおおおお!
「そう簡単には、行きませんか」
サンキュパスの首にダガーナイフを突き立て黒いチリに変える
「戦闘開始開始です、炎の結界をお願いします」




