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ヒヤリハット

そく!ヒヤリハットもいいとこだ

そう心の中で嘆く


まずは、クリアリング


魔物は…いる!


飛行型の一つ目の魔物


ゲイザーが一体


後ろの壁を横目で確認し、魔物がいないかを確認する


クリア!そして次に手は、


「トージ君、僕の後ろで絶対に動かないで!」


「ひ」


トージ君の前に素早く移動し、他の情報を探る


ゲイザーの前に人が2人いる


ひとりは、腰が抜けて動けない


もう一人は、硬直している、魔物の麻痺睨みか


まだ、魔物は、僕に意識を向いていない


ゆっくりと、硬直している人に近づいている


間に合うか?


身を落し、高速で近づく


そして、


硬直者の背中に左手を当て、呆気を取り出す

右手でゲイザーに向け、気を放つ


羽の動きが止まり、重力に従い始める

相手を目で捉えた状態で、

バックパックから鉄のやりを取り出す


そして、

その落下地点に、石突を当てしっかりと足で固定する


ズシャ!


鉄のやりがゲイザーを貫いた


が、それでも最後の力で暴れている


「しまった、まずい」


ゲイザーの羽が<原初の日>を灯した松明に当たり


その火が消えた


「なんてことだ」


それでも、今この場を切り抜けなければならない


奥に続く通路の脇に立ち


鏡を使って、その先を確認する


足音もしないし、その気配もしない


一旦の戦闘は終了



そして、呆気に取られている


三人を見る


硬直いた方は、

金髪で、オーソドックスな巫女の服に

胸当てと弓矢を装備している

30代くらいで、細目で

こちらを不安の表情で見ている


座り込んでいる方は、

同じくオーソドックスな巫女の服を着ている

黒髪若い女性でまだ顔にあどけなさが残る

周りをきょろきょろと、状況を

必死に把握しようとしている


それのその後ろに


固まっているトージ君


あ、そうか


「もう、動いていいですよ」


トージ君は、金縛りが解けたように動き


金髪の方に駆け寄る


「お母さん、ごめん」


「トージ!なんでここに!」


親子だったみたいだ

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