夜明け
「まず、霧の周りを照らす魔法を使ってください、外側の霧の濃度を上げて、急に視界が開けるようにします
霧から出た魔物たちは、きっと硬直状態になるでしょう」
僕は、走行時、車のライトで動かなくなる野生動物を思い浮かべた
「それを、弓で射貫いて行く、それだけです」
と、簡単に説明したんですが
トーデンドさんは、毅然とした態度メンバーに作戦を説明している
「夜明けまでの8時間、この霧から発生する魔物を討伐し、市街地への侵入を防ぐ!出現する魔物は、
小型~中型この霧を出た直後は、動きを止める。君たちの腕なら、全て一撃で倒せるだろう!」
「8時間!?冗談でしょ!徹夜ですか」
「ローテーションを回し、一人が1時間半防衛し、2時間休憩を挟む!照明は、私を中心に担当し残りの2人は、バックアップに回ってくれ!」
「そんな、それで100万を10人で山分けは、少なすぎます」
「書き洩らした、一人100万だ」
は?
「「「「お~~~~~~!」」」」
お~~~~~!じゃないよ!あの人なんてことを…
「リョクさん、大丈夫ですか!」
ミチルさんが僕らの居場所に気づき飛んできた
「なんとか」
「帰って寝ますか?ユキチャンさんうとうとしてますよ」
「終わるまで、待とう。それになぜ夜明けに、魔物の発生が止むを確信しているのか気になるし」
「徹夜ですか…」
「寝てても大丈夫ですよ」
「頑張ります」
隠れて観戦する2人と、すやすやしているユキチャン
「トーデンドさん、でしたっけ?最初あんなに狼狽えていたのにまるで別人です」
「トーデンドさん、かなりの切れ者だと思うよ」
「あんなに、この世の終わりのような様子だったのに、立ち直りが早いんでしょうか?」
「僕も、ユキチャンが消えたらあぁなると思うよ」
「そしたら、殴ってでも立ち上がらせます」
「そう、だから、結局…え」
ふと、何にか胸が熱くなるを感じた
そして、質問する
「なんで?」
「友達だからです!」
リアルワールドで欲しかった本気でそう思った
クエストメンバーは、ここ周辺の魔物と言うこともあり
順調に処理をしている
すごいな、一人で複数体倒してる人もいる
夜が明ける
「ミチルさん」
「…はい」
ボロボロのミチルさんだ
「やっぱ自分で結界確認します」
確かに、亀裂のようなものは、なくなっている気がする
何より、魔物が出現してこない
「ユキチャン霧もう解いていいみたいです」
霧が晴れた
「「「「おっしゃー!」」」」
クエストメンバーの勝利の咆哮だ!
トーデンドさんと目が合う 手巻きをしている
「あ~君ありがとう…すごく疲れた、色々話したいが…いったん休もう、頭が回らない、後でこれをもって役所に来てくれ」
名刺のようなものを渡される
カームブルグ 役員
エクト・トーデンド




