ユキチャン
”ノースセス”の居酒屋
とめどない、話をしていると急に
ルドーさんの体が輝きだした
「「「あ」」」
3人は、声を上げる
「そろそろ、俺は、エンディングを迎えるみたいだ」
「そんな感じなんですね」
「そうみたい、そうだ、さらに南に迎えば大きな街があるでも気を付けた方がいい
山を越えることになるが、そこで大きな大蛇を見た」
「わぁ、その子、白かったですか」
「あぁ、白かったが…」
「やっと会える!、そうだ情報お礼にお経を唱えましょうか」
「常備してるんだ、んじゃ頼むと、これ食事代払っといてくれ」
「あ、分かりました、そしたら、原文ママで…」
居酒屋の隅の光に周りの客が注目する
エンディングを迎える、この現象を知っているらしく
驚きの声は上がらないが、全員が手を合わせ祈りを捧げている
体の形をしていた、光が徐々に丸くまるで魂のような形になり
ゆっくりと天に昇っていく、その情景は、とても神秘だった。
「昇っていきましたね、リョクさん」
「うん、僕らも先に進もうか、今日はもう寝るけど」
翌日、この世界の設定と、次の目的地を得た2人は、さらに南に歩を進める
”ユニオン”の時と違いちゃんとした山道があり、
一定の間隔でガイドポストが置かれている
急で険しい道には、ロープがかけられて
各所に木製のベンチにテーブル
何人かの冒険者とすれ違う
リアルワールドより、整備が行き届いている
何より空気がうまい
「私が飛んで探しましょうか?」
「大丈夫、実は、さっき左目がズキズキと反応して、近くにいます」
「中二病の人が目をうずかせるのってそういうレーダ的なアレだったんですね」
「多分、そうです、おっ!ここに、山道を横切るように、何かが通った痕跡がある」
「じゃ、私が…って」
その痕跡をたどるように、素早く降りていく
「ミチルさんついてきて」
「早!」
空気が変わる
透明な水蒸気で風景が揺れて見える
そこに近づくにつれて
それが白い色を持ち霧のように僕を纏う
沢に出る
その方は、木の上でうとうとしていた
こちらに気づき目をぱちくりとする
あぁお労しい、髪の毛がボロボロだ
少し不安そうにこちらを見つめている
「白蛇様?」
その声に反応しそのお体を体に巻き付け
強く抱きしめ始めた
「ああ、やっとやっと会えた!」
「うぎぃ、なんで私まで!」
”ユキチャン”は、その体で2人に巻き付き喜びをあらわされた。




