最後の村”ノースセス”
フェスの時にゴブリンに放った
その厄の一撃は、自分の身に厄の余剰分がなければ
使用できないようだった。
リアルワールドで溜まっていた厄、
それが、それがあの事象を生んだ。
この世界で言う厄は、一体何になるんだ?
雑木林を進むと石の壁が現れた、2メートルぐらいだろうか
「やっと着きましたね」
「疲れましたぁ~」
壁に沿って時計回り移動して入り口を探す
お、人がいる
声をかけるとこちらに気づく
自分の姿を確認すると
軽装で武器を持った見張りは
目を丸くする
「子供?」
「ギバーです」
「ギバーがどこから?」
「北の国からです」
「?あそこは、エルフの国”ユニオン”でギバーがいるとは聞いたことがない」
やっぱり、隠してる。暴露するとややこしくなる
「…90年前、ギバーが細々と暮らしていたのは、知ってますか」
「90年前、いや知らんし、後ろの羽を女も何なの?」
どうしよう、かなり不審に思われている、
ミチルさんも自分の後ろに隠れてるし
「…実は、その伝承のような物、調べて回る旅をしているんです
今回の調査ではその痕跡は確認できませんでした」
「そら、90年もたってたらそうでしょ、ん?あんたそのかばん」
「これですか?雪原で拾いました」
「嘘だろ、”無限のバックパック”すぐに元所に戻しなさい」
「やっぱり、勝手に拾っちゃダメだったんだ」
序盤で拾うにしては、便利すぎるもんな
「分かりました、あそこに戻るのは、手間代わりに返してもらってもよろしいでしょうか」
バックパックを見張りに渡す
「無理だよ、あそこには大量のレイスが」
見張りがバックパックを受け取った瞬間
その見張りの耳に何かが響く
これは、コイツのだ。よくもだましたな
見張りがの顔が氷つく
「?」
「わ、悪い今の話なかったことにしてくれ…」
バックパックが返される
「あの入国したいんですけど何か手続きとか必要になりますか?」
「ん、あぁ、ちょっと書類持ってくる」
門を抜け、国に入る
ウエルカム、ここは、ラスボス手前最後の村”ノースセス”




