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強化ゴブリン

「<この世界のシステムを解く>ってそもそもシステムって何なんですか」


冒険者さんたちの残した地図とコンパスをもとに

南に向かう

雪原を抜け雑木林に入る

地図によるとこのまま進めば村があるらしい

二人は、進む せっせっ 進む


「あれ、てっきり知ってるものかと」


「なら、もう教えてそのクエスト終了させてるでしょ」


「神様は、知っていても、そこらへんぼかして教えてくださらない」


「私は、”使い”です、受肉する前は、上の指示に従ってただけで何のためにそれ、をしてるかとか考えられなかったんですよ」


「そうでしたか、システム例えば、”重力”物質は、全てこの星の中心に向かう法則がある」


「ありますね」


「じゃ、重力と言いう言葉ができる前の”重力”って人類は、何って認識していたと思いますか」


「難しいですよ」


「僕の考えですが、それは、”目に見えない力”と認識された、そしてこの世界には、まだ、まだわからないことがある

 魔法、スキル、触媒、魔物に受肉、それをなぜそれが発現するのかそれをちゃんとした言葉で表す、それが<それがシステムを解く>です」


「もっとざっくりとお願いします」


「分かりやすく言うと、この”世界の攻略本を作る”でしょうかね」


「急に俗っぽくなりますよね、あなた」


そんな会話を挟みつつ、進行していると

異様な雰囲気にぶつかった

この空気感魔物か

僕は、口に人差し指を当ててサインを送る

ミチルさんは、コクッとうなずき

魔物の方を見る


ゴブリンか、フェスの時とは違い

自分らよりも大型で、巨木と見違う程のこん棒を持ってる


ミチルさんに合図を送る

”鳥モードになってほかにもいないか探ってください”

”OK”


戦闘態勢については、事前に作戦を作っている

一切魔物から目を離さない、それでなおかつ周りへの警戒を怠ってならない


”リョクさん孤立の個体です”

”OK、私一人でやります”


エアルさんから教えてもらった

ギバーの戦法


ギバーはその体格のため、基本的には、大型の魔物を想定した戦いになる

そのため、正面から戦いは、不利、そもそも相手から見つかったらほとんど負けと言っていい

だから、この戦法は、リアルワールドで言うところの


こいしをゴブリンの右がにある木に当てる

ゴブリンは、その音に反応して振り向く

左側の死角に回り込み、肩に乗る

足をしっかりと首に巻き左顎を少し持ち上げ

ナイフで全力首元を裂いた。


暗殺に近い


「ぎゃおおおおお!」


一撃を加えたら速攻で場を離れる、ゴブリンは、

断末魔を上げこん棒を振り回し暴れている


それが、収まるのを観察する

動きが止まり、大きな黒いチリに変わった


ほかに、魔物がいないかを探る


「ミチルさんもう大丈夫ですよ」


木の上に待機していたミチルさんが

人モードになり降りてくる


「前職、何やられてました?」


「汚れの仕事会社員、知っているでしょ」


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