フウジ様
「ふぅ、さすがに疲れました」
「私、飛んできましたけどいいんでしょうか?」
「むしろ、喜ぶんじゃないかな?鳥が鳥居ググるのって結構な吉兆だから」
フーロブルグその中央にある、”フウジ”様に続く石段を登り
その社の鳥居に立つ
2人とユキチャン
その、鳥居は、霧…いや雲がかかり
中の様子が確認できない
”フウジ”様の機嫌が良くなければこの雲を
越える事ができないと聞いたが、果たしてどうだろうか
昨日は、適当な宿を見つけ、泊まり
日が昇ると同時に鳥居をくぐる為
5時にチェックアウトし、石段を登っていた
「さて<生前に手を出した女神さまにけじめを付る>ですか?」
「今回は、どうだろう?違う気がする」
遠く東から日が昇り、新し日の始まりを告げる
「さて行きますか」
僕らは、一礼をして鳥居を抜けた
田舎の一軒家
洗濯棒に、くみ上げ式の井戸
鶏小屋があり、昇る太陽に向かい
目覚まし時計のごとく鳴き声を上げている
周りは、垣根が囲い、さくらの木だろうか
茶色に葉を染めた木々が裏に植えられている
平屋で、縁側があり、そこから小さい畑を眺める事が出来る
その、お縁に座り、キセルを吸っているお方がおられる
「早朝に、挨拶か、なかなか信心深いやつだの」
顔の整われた
がっちりした体系の、20代後半の殿方
緑色のはだけた、浴衣に
青色の帯にには、扇子を差している
髪は、ショートとでウェイブがかかっている
「「お…おはようございます!」」
2人は、この国の神フウジ様に深々と挨拶をした




