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涙積

作者: 天嶺


僕は高校三年。受験生である。

僕のクラスには、いつも泣いている人がいる。

女の子で、平均くらい。

でも誰よりも笑顔が綺麗で、輝いていた。

悪口を言われても、無視されても、変わらずに。

原因はきっと二週間に1度、病院に行っているせいだろう。

彼女は病院に通い続けてもう三年になるそうだ。

二週間に1度なら、周りの人は「可哀想」で終わる。

だが、彼女はそうはいかなかった。

病院へ行く時はいつも救急車で病院へ行く。

良くて車だった。

勿論早退だし、時には初めから来ない。

それでも大体救急車だ。

だから両親はその子専用の救急車を買ったし、医師も雇った。

親はこの騒動に対して両親も疲れているようだった。

母親は身を粉にして働き、父親は彼女の面倒を見ていた。

だからなのかクラスからは浮いていて、いじめを受けていた。

それでも笑顔は崩さない。

どんな時も。

辛くないだろうか、彼女はただ楽しくて笑ってるのか。

それともただ笑ってるだけなのか。

だからこそ気になる。

何故、笑いながら泣いているのか。

病気で泣いてしまうのだろうか。

にもかかわらず本人は泣いてる事に気づいてないらしいのだ。

可笑しいよな。

普段ずっと泣いてるから目はめっちゃ腫れてるはずなのに。

本人は気づいてないんだ。

毎日、朝見た瞬間からもう泣いている。

彼女が泣いていない所はまだ誰も見た事がない。

それなのに気づいてない。

もしくは気づきたく、ないのだろうか。





読んでくださりありがとうございました!

小説?というよりは短いお話みたいな感じになっちゃいました、、。なにか知識のある方は是非アドバイスを頂けると嬉しいです!!

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