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強き我らが連邦を~第1次アスティア東方戦役~  作者: 連邦総軍 戦史記録課 ▇▇▇▇少将
第1章 碧空駆ける黒鷲
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第1章 第5話 転機IV

翌日

ランドバルデン戦略空軍基地の説明は細かくやると馬鹿みたいに長くなるのでざっと説明させてもらう


基地は東西にかけ縦12km横8kmに広がっている

大型滑走路6本、ばらつきはあれどおおよそ1本7000m程度の大型滑走路である

戦闘機用中型格納庫12棟、1棟に付き8機のSu-35を一度に整備できる

戦闘機用大型掩体壕55個、1個に付きSu-35が2機

爆撃機用大型格納庫6棟、1棟につきTu-160を2機ずつ整備可能

以下戦時下配備

Su-35S×96機 3個増強大隊

Su-35SM3×10 Su-30SM3-2(複座型)×2 1個中隊

Su-35SM4×2 1個特別小隊


Tu-160M2×48機 2個大隊

AWACS×3

空中給油機×4

Mi-28NM×36 3個中隊

ka-52×12 1個中隊


基地の四隅にはS-400長距離地対空誘導弾が8セット

その補助に9K330×6 96K6×12が配備されている

弾薬並びに燃料タンクは地下80mの鉄筋コンクリート製のバンカーに別々に備蓄され、弾薬は5m×5mの専用エレベーターにて地上に運び出され、燃料は他の基地と同様に地下からパイプを通りエプロンの燃料バルブまで運ばれる


防空軍基地防衛隊(MBT×24 APC×36 歩兵4個大隊)

共同生活棟(高20.4m縦200m横60m)

最大収容人数6800人


正直聞いている途中戦力過多だと思っていたがここが絶対安全圏ギリギリの戦略級空軍基地であること、前線にSu-35を安定して運用できる基地が少ない事を考えると妥当なレベルだと考えるようになった

「さて、これで基地の全体的な説明は完了した、次に説明するのはは今月14日の2000に行われる公国防衛戦線突破作戦…つまり「牙突作戦」についてだ」

詳細な話は長くなるので短くまとめると

新型の極超音速のIRBMを用いて公国の精鋭軍を灰燼に帰し、空いた防衛線の穴に戦車部隊を主力とした親衛軍を雪崩込ませる…1種の電撃戦とも言える作戦だ

我々はその第1段階として敵の輸送インフラの破壊を命じられた

内容としてはTu-160の一個大隊を護衛し敵の物資集積地点と敵空軍の前線飛行場2つを破壊する事が目的だ

既に公国に潜入している親衛特別行動軍(スペツナズ)により敵の統合防空指揮所の長距離レーダー範囲に入る直前に破壊してもらいその間に大規模物資集積地点に1個中隊8機が、残りの前線飛行場に2個中隊が行く

参加する護衛機は、まず敵の大規模物資集積地点爆撃のヘルファイア隊に俺達グラーク隊の2機とSu-35S×12の14機

前線飛行場爆撃にはSu-35SM3×5 SM3-2×1とSu-35S×12機の18機がそれぞれ護衛として付く

つまり基地にいた1個増強大隊と俺達試験飛行隊フルでの護衛だ


俺達は明日の出撃に備え自機のチェックをし、早めに休息をとった

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