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異世界でアイドルを育てよう。  作者: 永山満樹
15/21

ライブ


 ライブは夕暮れ時から始まる事になった。町の大広場にステージを作り、楽団を配備する。


 サラはブーストの魔法を、数人の魔術師に教えて、自らはアオイの姿を空間に映す準備をしていた。


 ステージの周りを町の住民に囲まれ、アオイは緊張気味だった。


 「大丈夫だよ、アオイなら上手くやれる。」


 俺は優しくそう言った。(応援)のスキルがアオイに自信を取り戻させた。


 やがて全ての準備が整い、いよいよライブが始まった。


 薄明かりの中、アオイがステージに立つ。次の瞬間、魔術師達が明かりの魔法でアオイを照らす。


 住民達からどっと歓声が上がる。そして楽団が明るくアップテンポの曲を奏でる。


 衣装に着替えたアオイは楽しそうに踊って歌う。


 「やるじゃねぇか、お嬢ちゃん。」


 クルーゼが楽しそうに笑う。


 アオイの歌で住民が活力を取り戻し、さらに盛り上がりを見せる。


 アイドルとしての輝きを放つアオイを俺は満足げに見つめていた。


 こうしてライブはおお盛り上がりのまま、無事終了することができた。



良ければ、いいね、ブックマーク、評価


頂けますと、ますますやる気が出ます。


宜しくお願い致します。

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