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東方連小話  作者: 北見哲平
上白沢慧音 〜 満月の輝く下で
19/67

上白沢慧音 - その9

 私は妖気に導かれるままに、夜の森を駆けていた。この姿の時には、飛ぶのよりも走る方に自信があった。自分の思考を遥かに越える速度だが、夕衣の残した道標をそのままなぞっていけば、暗闇から突如現れる木と接触することもなかった。

 ・・・確実に夕衣に近づいている。次第に道標が鮮明になっていくことで、それがはっきりと分かった。

ザッザッザッ・・・

 静かな森に響き渡るのは私の足音のみ。リズミカルに奏でられるそれは、まるで夜の森を駆け抜ける白馬の如く。差し詰め、私は白馬と王子様が一つになったお得キャラと言ったところだろうか。

「夕衣姫ー!すぐに慧音が参りますっ!」

 訳の分からないことを叫んで心を沸き立てる。後で思うと、予想以上のスピード感に、私のテンションは少しおかしくなっていたのかもしれない。

 しかし、テンションが上がると注意力が散漫になるのが世の常。突然目の前に大木が現れる。

ドッゴーン

「ぐわあっ!」

 避けることも、当然止まることも出来なければ、直撃するのは必然。私は大木に対して思いっきり体当たりをぶちかました。しかも、こともあろうか顔面から・・・かなり痛かった。

 一瞬森が震撼したような、そんな感覚を覚えたが、恐らく一番震撼したのは私の脳である。もし今の激音で安眠を妨げられた妖怪がいたら、苦情は受け付けるぞ。

「いつつつ・・・」

 それよりどうしたことか、確かに私は夕衣の妖気をなぞるように辿ってきたはずなのに、どうして途中にこんな障害物があるのだ?

 これでは、例えテンションが高かろうが低かろうが、結局直撃は免れなかった。


 周りを見渡すまでも無く、私の疑問の答えはすぐに分かった。夕衣の妖気はこの大木の元で途切れていたのだ。いや、正確には止まっていたと言った方が正しいか。

 私は上を見上げた。

「クスクス・・・慧音先生引っかかったね」

 夕衣が大木の枝に腰かけて、赤く輝く瞳で私を見下ろしていた。

「初めてだな、夕衣が私に悪戯するのは・・・でも、これは全然可愛くないぞ」

 私は、前髪を手でかきあげて、額に出来た立派なたんこぶを夕衣に向かってひけらかす。

「・・・よく見えないよ。隣に来て話をしようよ」

「そうだな」

 私は地面を蹴って飛び上り、そのまま夕衣が座っている枝の隣まで飛翔した。葉が完全に枯れ落ちて、幹と枝だけになった大木の、限りなく頂きに近い場所。枝もそれなりに細い。

「私が座った途端に枝が折れたら・・・かなりショックだな」

「大丈夫だよ。この大木は、慧音先生の本気の頭突きを受けてもビクともしなかったんだよ。・・・寺子屋でも怖いものなしだね」

「寺子屋で怖いものなしか・・・琢磨や小百合みたいだな」

 私は、そう言いながらゆっくりと夕衣の隣に腰掛ける。僅かに枝が軋んだが、何とか私の重みに耐えてくれたようだ。

「でも、寺子屋では敵なしの二人だけど、外に出たらやっぱり子供だったね」

「仕方ないだろう、何しろこの姿だしな。・・・でも、もう私はこの姿から逃げないと決めたんだ。今日も、たくさんの人にこの姿を見てもらったぞ」

 それを聞いた夕衣は、ゆっくりと私に微笑みかけた。

「よく出来ました」

「・・・これでは、どっちが子供か分からないな」

 私は苦笑した。


 それから暫くの間、沈黙の時間が続いた。私は空に輝く満月を見上げながら、まず夕衣と何を話すべきか考えていた。

 より空に近い場所で見ているせいだろうか、その輝きはいつもに増して美しく感じた。

「慧音先生、月綺麗だね」

「ああ」

 やはり、先に口を開いたのは夕衣だった。彼女は続けて話す。

「慧音先生と一緒じゃなきゃ、こうやってゆっくりと満月を見ることなんて一生なかったかもしれない。私は満月が怖かったから。・・・月が満ちれば満ちるほど、心の不安と破滅への衝動が強くなっていった。それでも、少し前までは何とか抑えることが出来ていたんだ。・・・そっか、満月ってこんなにも綺麗なものだったんだね。慧音先生と一緒に居ると、私はいつもの私で居られる。すごく心が落ち着くんだ」

 夕衣が懸命に自分のことを話す。一つの体に一つの心、そして二つの本能と力。

 月には不思議な力がある。私にとってそれは疑いようのない事実。恐らく、満月に近付けば近付くほど、夕衣の中に潜んでいる妖怪の本能は抑えきれないものへと変化していったのだろう。

 そんな、思い通りにならない自分のことを以前、夕衣は「嫌い」と言ったのだ。

「・・・夕衣は今でも自分のことが嫌いか?」

 唐突だったかもしれない。でも、あれからどう変わったか、彼女の気持ちがどう変化したのか聞いておきたかった。

 そんな質問に対し、夕衣は長く考えることもなく答えた。

「分からないよ・・・慧音先生は?」

 返された質問に対して、私も迷うことなく答えた。

「嫌いじゃない」

「二人とも、随分進歩したみたいだね」

「だなっ」

 二人でお互いの顔を見合い、小さく笑い合う。その声は、夜の森にまるで小鳥の囀りのような安心感をもたらす。次第に赤さを失っていく彼女の瞳は、先程の言葉を証明していた。

 私達が本当の家族だったら・・・ずっと一緒に居られたかもしれないのに。


「夕衣・・・悪かったな」

 今度は、私の方から口を開く。開口一番お詫びの言葉だと言うのがいかにも私らしいと思った。

「どうして慧音先生が謝るんですか?」

 ・・・私は謝ることだらけだ。今こんな状況になっても、私にはこれからの夕衣に前向きな言葉を贈る器量も、資格すらない。謝ったところで夕衣の何かが変わるとも思えないが・・・しかし、私にとっては必要なことだった。

「謝ることは、たくさんある・・・100年前、私は夕衣に酷いことをした」

 私が俯き加減にそう言うと、夕衣は何かに気付いたように、一度体を微振動させて空を見上げる。

「そっか・・・私の過去。ちゃんと調べてくれたんだね」

 私がずっと忘れていた夕衣の過去。ハクタクの力を使ってその過去を思い出したのは里の広場から夕衣の家に行くまでの間だった。

 夕衣が自分の母親を殺したことを・・・。

 歴史を食べる能力を使って、その歴史を隠蔽したことを・・・。

 私が、夕衣と夕衣の父親を引き離したことを・・・。

「私は自分のことしか考えていなかった。自分にとって夕衣が必要だったから、だから私はあの時夕衣が自分の母親を襲う理由を、皆の中から排除した。夕衣は人妖のハーフではなく人間だと。そして、夕衣の父親をこの里から追い出すことで事実すらも歪曲した。夕衣にとってそれが一番幸せになれる方法などと言っても、所詮自分の為だった。夕衣がこの里で人間と一緒に暮らしていくためには、妖怪である父親の存在が邪魔だった。もし、彼が夕衣と離れ離れになることを拒んでいれば、私は彼を殺そうとしたかもしれない。確実にそうしないという自信が、今の私にはなかった。・・・最低だ。私は無理やり夕衣から生きる道の選択肢を奪ってしまったのだから」

 自分自身の醜悪な感情を打ち明ける私。今更隠すものなど一つもない。夕衣は全ての事実を知っているのだから。

「本当なら、夕衣の記憶からも母親を殺めた記憶を歪曲するはずだった。幼かった夕衣にはこの記憶はあまりにも重く辛いことだと思ったからだ。でも、どういうわけかその事実を忘れてしまったのは私の方だった。夕衣に私の能力は通用しないことも今さっき確信した。この事実が分かった時、夕衣は私のことを本当は恨んでいるのではないかと思ってしまった」

 夕衣が私のことを恨んでいるはずがない。夕衣が私のことを憎んでいるはずがない。そうでなければ、今まで夕衣が私に投げかけてくれた笑顔が、言葉が全て嘘になる。

 いや、あれが嘘のはずがない。・・・だから、夕衣は私のことを好いてくれているのだ。それだけは疑いようがないではないか。

 ・・・しかし、どうしてもついそう思わずにはいられなかったのだ。

 夕衣は首を小さく横に振って答えた。

「私は、ずっと慧音先生に感謝しているんだよ。・・・以前慧音先生に、お父さんに会いたい?って質問されたとき、私は会いたいと思ったことは一度も無いと答えたよね。・・・でも、あれは半分嘘。本当は、会いたい。けど会えない、会うべきではない。だって、私はお父さんにとって一番大切な人の命を奪ったんだから。自分ではどうすることも出来なかったかもしれないけど・・・。だけど、お父さんにとってはどうだったのかな。お父さんは、私のことをきっと恨んでるよ。憎くて憎くて仕方ないはずだよ。慧音先生は、私の生きる道を奪ってしまったって言ったけど、それは違うよ。慧音先生は私に生きる道を与えてくれたんだ。私の居場所を作ってくれたんだよ。・・・そして、それは私にとって、とても幸せな場所だった。自分のお母さんを殺した娘にとっては恵まれ過ぎているほどの・・・」

 自分の母親を殺してしまった娘にとっては恵まれているほどの幸せ・・・違う、それは夕衣の罪ではない。

「でも、私は忘れてはならなかった。自分が夕衣に何をしたのか・・・そしてその責任も。夕衣の苦しみを分かった上で、守ってあげられるのは私しか居なかったということを」

 そう、だから夕衣は私に助けを求めた。気付いてもらおうとした。でも本来は、あの時から私は夕衣を守る為に何かしてやらなくてはならなかったのだ。むしろそれは、夕衣を無理やりこの里に留めた私の使命だったはずなのに。

 ・・・そうすれば、夕衣は100年もの間、一人で悩んで苦しまずに済んだというのに。

「それは・・・慧音先生のせいじゃないんだよ。私が悪いんだ・・・」

 ・・・?

「どうして夕衣が責任を感じる必要があるんだ。悪いのは私だ。そんな大事なことも忘れてしまったくせに、そんな夕衣の気持ちも分かってやれてないくせに、私は夕衣のことを何でも知っているだなんて・・・。今回のことだって、今の今になるまで全く気付かなかった・・・酷すぎるだろう。無責任すぎるだろう。・・・歴史をねじ曲げてまで、夕衣をこの里に留めさせた私が・・・」

「だからそれは、私のことを忘れちゃったのは慧音先生のせいじゃないんだよ・・・それが私の能力なの」

 ・・・の、能力?

「能力を返す程度の能力・・・この力を含めて自分の力を制御できていなかったから、私は無意識の内に歴史を食べる程度の能力を慧音先生に返してしまっていたの。・・・ごめん」

 能力を返す程度の能力・・・そういうことだったのか。

 夕衣に、そんな特殊な能力があったとは。

「夕衣のことなら何でも知っていると思っていたのだが・・・今思うと知らないことばかりだったのだな」

「ごめんね慧音先生。私がしっかり話をしていれば、こんなことにはならなかったんだよね」

「私も同じだったからな。何も言えないよ」


 私の自分勝手で、夕衣をこの里に留めた。その結果夕衣は父親に会えなくなった。

 しかし、夕衣はそれで幸せだったと言ってくれた。感謝してくれた。

 しかし、私は自分のしたことをすっかり忘れてしまっていた。

 しかし、それは夕衣の能力の為だった。

 しかし、それでも私には夕衣の悩みに気付いてやれるチャンスが何度もあった。

 しかし、夕衣はそれは自分のせいだと言った。

 ・・・そして、その気持ちが私には痛いほど分かったので、それ以上何も言えなくなった。


 誰が悪いのか。どこで間違ったのか。もう私にも分からなくなってきた。

 責められるべきは私。その思いは今でも変わらない。でも夕衣と話をして、少しだけ救われたような気がする。


「夕衣。・・・夕衣が望むのなら、私の力を使ってもう一度」

 歴史を食べる程度の能力。100年前そうしたように、私には今回の事実を歪曲し、歴史を捻じ曲げることが出来る。そうすれば、夕衣はまた人間の里で暮らせるはずだった。

「いいよ慧音先生。・・・私、元々里を出るつもりでここまで来たんだから、今更慧音先生に頼っちゃったらかっこ悪いよ」

「格好とか気にしているのか?」

 夕衣は苦笑いの表情を浮かべる。

「・・・気にしてない、かな。でも、私としては慧音先生がそれを望むのなら、もう一度里に帰ってもいいかなとは思う」

 一瞬迷った。

 ・・・でも、

「私が望むのは・・・夕衣が望んだ道を選んで幸せを掴んでくれることだ。・・・だから、夕衣が選べ」

 ここで私が本音をぶちまけていたら、これからも夕衣と一緒に居られたかもしれない。

 ・・・でもそれは私のわがままだ。

 夕衣は子供だけど、実際は見た目ほど子供ではない。自分で選んだ道を、自分自身の足でしっかりと踏みしめて歩いて行ける。

 私からは、もう卒業だ。

「私が妖怪の本能に囚われないようにするには、今のところ慧音先生の側に居ることしかないわけだから、私が里に戻ることになったら当面の間、夜は慧音先生と一緒に居られるわけだね。確かに、それはそれで魅力的だけど・・・だけど。私は、これからお父さんを探そうと思ってるんだ」

「・・・父親を?」

「うん。こんな親不孝な娘のことを許してくれるか分からない、まだ恨んでいるかもしれないけど・・・でも、私もようやく勇気が持てたから。面と向かって「ごめんなさい」って、今の私ならちゃんと謝れそうな気がするの。・・・どこに居るかも、まだ生きているのかも、私のこと覚えててくれているかも分からない。・・・でも、私はずっとお父さんに会いたかったんだ」

 青い瞳に薄らと涙を浮かべて、それでも前向きで真っ直ぐな笑顔。

 こんな表情で笑えるのなら、私が心配することはもう何も無いと思った。

「・・・そうか。夕衣がそう決めたのなら仕方がないな」

 私は、夕衣から顔を背けて言った。未練がましい私の顔は、今の夕衣にとっては必要のないものだ。

「慧音先生」

「・・・でも夕衣、一つだけ言っておくぞ」

「なに?」

 私は、夕衣の方に顔を向き直す。

 ・・・これが、夕衣に教えてやれる最後の授業だ。

「夕衣は今、自分の父親が夕衣のことを忘れているかもしれないと言ったが、そんなことは絶対にない。夕衣のことを憎んでいることも、恨んでいることも絶対にあり得ない。・・・確かに夕衣の両親は愛し合っていた。ただでさえ人間と妖怪が恋をするのは珍しいのに、周りの目が気にならなかったはずはないのに、それを承知で二人は恋をした。それはもう人間同士の愛を超越したものなのかもしれない。だから、夕衣が父親に恨まれている思うのも無理はないと思う。・・・でも、私は思い出したのだ。夕衣が生まれた瞬間を。その場に居たのは夕衣の父親と母親、そして私だけだったが・・・そこには愛情と優しさが広がっていた。少し恥ずかしいのだが、生まれてきた夕衣を取り上げたのは私だったのだぞ」

「えっ、慧音先生が?」

 夕衣は驚いた表情を見せる。

 今の今思い出したのだ・・・私も吃驚したよ。

「ああ、そうだぞ。長く生きているといろんな経験を積むことが出来る。見様見真似ではあったが、夕衣に初めて触れた時、私は嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。・・・でも、それ以上に嬉しそうにしていたのは夕衣の両親だった。二人とも子供のように笑って、幸せそうに夕衣のことを抱いていた。決まったばかりの名前で、何度も何度も夕衣のことを呼んで「夕衣は将来お前みたいな美人になるぞ」って、父親はそれを想像して少し恥ずかしそうにしていた。それからも夕衣のことがずっと気になって、私も時間があるごとに夕衣に会いに行き世話をしていたものだ。でも、父親が一番夕衣の世話をしていたかもな。「夕衣が今あくびをしたぞっ」とか、「ミルクか!それともオムツか!」とか「ほらママ、今夕衣がパパって言ったぞ」とか「また夜泣き!何か悪い夢でも見たのか?そうなのかー!」とか、夕衣のどんな些細な動きにも過敏に反応して、大袈裟に騒いで、それはもう見ているこっちが恥ずかしくなるくらいだった。・・・私は、人間が子供に注ぐ愛情は、どんなものにも負けないほど深く、偽りのないものだと思っていた。・・・でも私は、妖怪の親も同じなのだとその時初めて知った。そして、それに気付かせてくれたのは、夕衣の父親だ。だからこそ、夕衣の幸せを願って彼はこの里を去ったのだ・・・夕衣のことを私に託して。まあ・・・それを言われると情けない話だがな」

「・・・慧音先生」

「だから心配しなくてもいい。夕衣は昔も今も愛されているぞ。父親からも、母親からも、そして私からも。私は母親ではないから、母親の気持ちを我が身で感じたことはないのだが、もし夕衣が自分の娘だったら、どんなことがあっても絶対に嫌いになったりはしないと思うぞ」

 もしかしたら、私が夕衣を自分の側に留めておきたかったのは、夕衣が自分と似た境遇だったからではなく、それまで自分の娘のように可愛がっていたからかもしれない。亡くなった本当の母親の代わりになってあげたい。

 ・・・私が望んでいたのは、友達のような関係でも、教え子と先生のような関係でもなく、親子の関係だったのだと。

「慧音先生なら、絶対に優しくて幸せなお母さんになれるよ」

「フフフ・・・その前に素敵な旦那を探さないとな」

「何だか、すごくかかあ天下になりそうだけど。鬼嫁?目に浮かぶよ」

「私の角は伊達ではないからな」

「怖い怖い。・・・でも、極端に親バカ。幸せだね~」

「夢は、子供に将来ママと結婚するって言ってもらうこと」

「それっ、可愛いねっ!」

「父親と再会した時に言ってみたらどうだ。鼻血を吹いて喜ぶぞ!」

「うんっ、試してみるよ」


 私と夕衣の、いつも以上に他愛もない会話は夜が明けるまで続いた。

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