前へ目次 次へ 6/26 (二)-4 松崎が交通事故に遭うなんて思わなかった。でもまあ、放課後は部活をサボって街に出ていたらしいから、そういうこともあるか。でも入院までするってことは、かなり酷い事故だったのだろう。 そういえば、その日、明も夜八時に帰ってきた。それと何か関係しているのだろうか。まあ、そんなこともないか。 しかし、そのことに気づいた私は、ほんのちょっとだけ気になって、教室にいた木下に声をかけた。 「なんだよフサフサ」 「だからフサフサじゃないって言っているでしょう」 (続く)