母なるpluto(冥王星)
母親の寝息に 心溶かしてしまおう
彼女の優しさ 僕を包み 育て上げた
今は痛みの女神 なぜに幸せに背を向けた
体投げ打つ先に どうして光があるのさ
冥王星の果てに眠る 僕の母性のあなたよ
太陽系を巡りゆく 生きていくエナジーよ
僕らをくるめ取って
父の厳しさの先に 起こり得る悲劇よ
夜空に向けて叫んでも それは届かない嘆きだと
知っていても揺れるメリーゴーランド その運命のまま
覚えていても体がうずく 道化師の嘘とともに
冥王星で血肉分け合う 僕の母なるあなたよ
天の川を巡りゆく 癒し続ける力よ
僕らを祝福して
常世の夢 儚き夢 痛みに満ちて輝いて
現世の夢 切なき幻 僕とあなたを分け隔てて
朽ちゆく唇 枯れゆく涙 いつまでも麗しく
今生の幻 泡沫の午後 僕とあなたをつなぎゆく
冥王星の彼方で瞬く 永久の母性よ
アンドロメダを巡りゆく 天からのエネルギーよ
世界を幸せに
移り気な瞳 気ままな彼女 女神はいつも俯いて
気紛れな心 移りゆく季節 溶けていくあの美神たちよ
遊びじゃなくて 本気なのなら 神よ 僕を抱きしめて
草原の果て 見える景色は いつまでも物憂い顔を見せて
恋する星空よ そのままで輝いて
愛のしたの星々よ このままで美しく