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2nd
気持ちいい・・・いつぶりだろう、こんなにゆっくりした睡眠は。ふっかふかの敷き布団に、マシュマロみたいに軽いブランケット・・・枕なんかまるでうなぎの肌のようにヌメヌメで・・・ってあれ?
「・・・はっ!」
私は物凄いスピードで跳ね起きた。眠っていた五感が一気に研ぎ澄まされ、昨日のできごとが頭の中で反芻される。
私はたしか、脱獄に失敗して・・・落ちた・・・はずだ。自分が掘ってきた穴の下に口を開けていた大きな穴に。
とすると、私はまた捕まったのだろうか?いや・・・でも・・・
まわりに目をみやると、どうもそういうわけではないらしい・・・っていうか絶対違う。
「な、なんなの。ここは・・・」
まず、見上げた天井が泥と草花でできている時点からして何かがおかしい。床は砂利だし、なんだあれは・・・虫が天日干しになっている。そして、なにより・・・
「・・・ゲコ。」
枕がカエルだ。いったい




