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第3話 現地に行ってみた

不動産屋さんに連れられて物件の場所にやってきた。


「ええ~と。ここですね」と不動産屋さん


白い建物だが少し汚れている。


資料を見ると築47年と書いてある。


千晴は詩乃を見た。


詩乃も不安顔である。


鍵を開けて中に入った。


テーブルや椅子が並んでいる。


「ここは()ぬきなので。前の持ち主が


喫茶店を経営してましたので」


2人は顔を見合わせた。


そして……


「あのう、居ぬきってなんですか?」と千晴


「前のテナントの内装とかがそのまま残って


売りに出されてる物件ですね」


「じゃあこれらのテーブルとか使っていいの?」


と千晴


「はい。設備費などを抑えられますよ」


「やったね」と喜ぶ詩乃


「でも狭く感じるのはなんでだろう」と千晴


「そうですね。7.78坪にテーブル4つに


椅子が12個ですか。


それにカウンターがあって別に椅子が6個。


確かに狭く感じるのもわかります」


「もしなんならテーブル1つと椅子2つを


取ればいいんじゃない」と詩乃


「そうだね。そこは迷う」と千晴


「冷蔵庫にガス台も2つあるね」と詩乃


「でもこの冷蔵庫かなり古そうだよ」と千晴


2人は隅々まで見ていった。


すると千晴が「詩乃詩乃、トイレが和式だ」


「なんだって。ボク和式初めて見た」


「ああ」となんとも言えない声をだした不動産屋さん


「洋式にするのいくらぐらいするんだろ」と千晴


「一般的には30~60万ですね」と不動産屋さん


「「えっ!!!」」


「仮にだよ。60万としたら1/10もなくなるのか」と千晴


「家賃10万なのに」と不満顔の詩乃


「だから前の持ち主は変えなかったのかも


しれませんね」と不動産屋さん


「どうしよっか」と千晴


「洋式にするしかないんじゃない。


なるべく安い業者を探すしかないね」と詩乃


「後はボク達はカウンターの中で仕事するんだよね。


ちょっと狭いなあ。バイトの時と大違いだよ」


「他に気になるところはある?」と千晴


「そうだね。外の雨避けだか日避けだかのやつが


ボロボロだね。あれも取り替えないと」と詩乃


「オーニングテントですね。


あれなら10万しないんじゃないかな」と不動産屋さん


更に「ここプロパンガスですか。都市ガスに変えますか?」


「どう違うの?」と千晴


「いくつか違いがありますが、値段が違いますね。


都市ガスの方がかなり安いです」


「じゃあ都市ガスにしよう」と千晴


「ただ…変更するのにお金がかかるのはもちろん、


ガス台が2口ありますよね。こちらも都市ガス用に


変更しなければなりませんね」


「うへえ。いくらかかるんだよ」と千晴


「そうですねえ。ガス台が5万。給湯器で10万ってとこですか」


「そのくらいならまあ」と詩乃


「後はこの物件結局いくらなの?」と千晴


「敷金3か月に礼金1か月に管理費3000円に


仲介手数料11万に前家賃で、最初に61万6000円。


そして毎月10万3000円ですね」


「あのこれにトイレとかがかかるんですよね?」と千晴


「洋式にするならそうですね」


「100万超えるのか」と千晴


2人は顔を見合わせ考え込んだ。

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