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短編とかその他

かくれんぼでいなくなった子供

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2021/09/30





『本日は土砂降りの大雨が降るでしょう。

 お出かけの際は傘を持って…』





 かくれんぼしなくちゃ。


 だって、鬼が追いかけてくるんだもん。


 一生懸命逃げてみたけど、でも僕は足が早くないから。


 きっとすぐに追いつかれちゃう。


 どこかいい場所に隠れられないかな。


 あっ、あんな所にいいところ発見!


 ここなら、誰にも見つからないぞ!


 僕は運が良いな。




 少ししたら鬼がやってきた。


 けれど鬼は僕を見つけられなかったみたいだ。


 すぐにどこかへ行ってしまった。




 うーん。


 ここ、寒いな。


 もう出ちゃおうかな。


 隠れるところは別の所を探そう。


 あれっ。


 つるつる滑って登れない。


 どうして?


 コケが生えてる。


 そういえば最近ちょっと雨が降ったからなぁ。


 どうしよう。


 鬼がまた戻ってきたら、助けてもらおうかな。




 ・・・




 かくれんぼの最中に友達の一人が行方不明になってしまった。


 あれ以来、僕達はその場所に近づかないようにしてるけれど。


 いてもたってもいられなくて、僕達はあの場所に集合する事にした。


 ぬかるんだ小道を歩いて、かくれんぼの場所にたどりつくと虹が出ていた。


 綺麗だな。


 何だか良い事ありそうだ。


 きっと僕の友達も見つかるに違いない!


 よし、皆で手明けして探そう!


 声をかけた皆で、あの時かくれんぼした古井戸の近くに集まった。



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