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短編とかその他

かくれんぼでいなくなった子供

作者: リィズ・ブランディシュカ





『本日は土砂降りの大雨が降るでしょう。

 お出かけの際は傘を持って…』





 かくれんぼしなくちゃ。


 だって、鬼が追いかけてくるんだもん。


 一生懸命逃げてみたけど、でも僕は足が早くないから。


 きっとすぐに追いつかれちゃう。


 どこかいい場所に隠れられないかな。


 あっ、あんな所にいいところ発見!


 ここなら、誰にも見つからないぞ!


 僕は運が良いな。




 少ししたら鬼がやってきた。


 けれど鬼は僕を見つけられなかったみたいだ。


 すぐにどこかへ行ってしまった。




 うーん。


 ここ、寒いな。


 もう出ちゃおうかな。


 隠れるところは別の所を探そう。


 あれっ。


 つるつる滑って登れない。


 どうして?


 コケが生えてる。


 そういえば最近ちょっと雨が降ったからなぁ。


 どうしよう。


 鬼がまた戻ってきたら、助けてもらおうかな。




 ・・・




 かくれんぼの最中に友達の一人が行方不明になってしまった。


 あれ以来、僕達はその場所に近づかないようにしてるけれど。


 いてもたってもいられなくて、僕達はあの場所に集合する事にした。


 ぬかるんだ小道を歩いて、かくれんぼの場所にたどりつくと虹が出ていた。


 綺麗だな。


 何だか良い事ありそうだ。


 きっと僕の友達も見つかるに違いない!


 よし、皆で手明けして探そう!


 声をかけた皆で、あの時かくれんぼした古井戸の近くに集まった。



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