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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

6歳の少女が神に勝って求婚する

作者: 明日葉宮

フッと降りて来て書きました!


ある少女が神に挑もうとしていた。

その神の名は夜刀神。

夜刀神は人の姿をしているが身体は蛇の様な鱗が所々あり、頭に角が生えていた。

そして神に戦いを挑んだ少女の名前は一ノいちのせ彩蓮いろは

6歳にして幼馴染みの坂本さかもと涼真りょうまの祖父の剣道場の師範に勝った剣の天才である。

剣道の大会で飛び入り参加で優勝。我流でありながら剣の腕は一流だった。

少女の周りに居る大人でさえも誰も剣で勝てる人は居なくなっていた。そんな少女は強い相手と戦いたかった。

そんなある日、とある都市伝説の噂を耳にする。

それはある手順を行うと神と逢えると云う都市伝説だった。

そんな都市伝説を信じる大人は誰も居なかったが少女は違った。

少女は本気で神に逢おうとして、そして今。

夏、青空に大きな入道雲の下、神社の林に少女と神がお互い剣を構えていた。

少女は竹刀を持ち、神の方は刀剣を持っていた。

一枚の木の葉が枝から地面に落ちた瞬間、目にも留まらぬ早さで剣を交える。

お互い一方も引かない戦いはついに勝敗がついた。


「グッはぁっ!」


少女は竹刀で神の横腹を打ち、神はザッザザァー!と地面に投げ飛ばされた。

投げ飛ばされた衝撃で男の手から刀剣が離れて宙を舞った。

少女は刀剣を掴み取り、馬乗りになって神の顔のすぐ横に刀剣を突刺した。


「ハァハァ!わたしのかち!!!」


汗だくになった少女は笑顔で見下ろし、神は信じられないといった表情をしていた。


「っ〜〜〜〜!!!やったー!!!かったーーー!かった!かった!かった!!!」


少女は神から離れ、刀剣を振り回しながら喜んだ。

神は未だに立てれずに空を見上げていた。


「ん?どうしたの?」


少女は倒れている神を心配そうに見ていた。


「フッ。まさか、俺が人間の子供に負けるなんてな・・・」


神は少し笑い、自分を憂いでいた。


「けど、すごくつよかったよ。こんなにつよいひと、はじめてだったよ!」


「俺もお前の様な人間に会ったのは初めてだ」


「うへへへへぇ!」


変わった笑い方をして、褒められた事に顔を赤ラメ照れる。


「神さまってこんなところでなにしてるの?」


「俺か?俺はこの林でずっと剣の稽古をしている」


「ひとりで?」


「?そうだが」


「ふーん」


少し考えると少女はキラキラと大きな目で神に驚きの一言を言った。


「ねぇねぇ!わたしが16才になったら結婚して!」


神は大きな口を開けて驚愕した。


「・・・はぁっ!!!???」



ありがとうございます!(о´∀`о)

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