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暗黒面への誘い

ひろしとひろことおばけの物語2  作者 けばお


これは、ひろしとひろこのおばけとの戦争の末訪れた国家のトップである王としての物語である。

*少々文章が読みにくいかもしれませんが、随時改良していくので、ご了承下さい。


第5話のあらすじ

 ピヒチキの新たなる人間界侵攻が始まった。魔法界より復活したヘカッテがまず犠牲になった。何とか一命を取り留めたが、今後ピヒチキの攻撃はさらに加速すると思われる・・・・・・・


第6話 暗黒面への誘い

 「人民の奴隷解放まで残る50人。この調子で行けば人間界は安泰の方向へと向かうだろう。しかし、ピヒチキの攻撃が最近再び攻撃を再開したことにより新たな不安が出てきたな。どうしよう。」

そんな心配をしているひろしにピヒチキから新たな手紙が届いた。

『国王 ひろし殿

あなたをおばけの世界の王様として

お迎えしたい

人間界の王様は勇者アインシュタインに

任せるのだ』

「なんだ、この手紙は。まだ人間界の王様になったばかりだと言うのに。」

そんなひろしの元に警察の姿をしたザワツキがやってきた。

「ひろしさん。ピヒチキの元へと向かいましょう。あなたをお迎えする準備は出来ています。」

そして、手を握られたひろしはピヒチキの元へやって来た。

「よく来たぞ。ひろし。お前をおばけの世界にお迎えするために今日は来てもらった。お前には、まず人間界を侵攻するために鍵となる「ライトセーバー」を作ってもらう。おばけの世界には膨大な量の光が存在する。それらを集め、一つの光源体を生成し、ライトセーバーを作るのだ。」

ピヒチキは言った。

「なんでそんなことしないといけないのだ。そもそも、お前たちはなぜ人間界を征服しようとしているのだ。」

ひろしは言った。

「そんなに知りたいのなら教えてやろう。俺様は、人間界に人間の姿に模して暮らしていたことがある。その時にひどい仕打ちを受けたのだ。それが原因で今回の作戦を思いついたのだ。」

「そんなことを人間がするはずがない。何かの間違いだ。」

「ひろし、君のような人間はそう思うかもしれないが、君のような人間ばかりじゃないのだよ。だから、人間には一度、重い罰を与える必要がある。」

そう言われたひろしは、ザワツキにライトセーバーを作っている工場のようなところへ連れて行かれた。

「ここでここにいるおばけと一緒にライトセーバーを作れ。完成したら、お前を人間界に帰してやる。」

「嫌だ。」

反抗したひろしだったが、無理矢理ライトセーバーを作らされた。


それから、数年後。

ひろしはライトセーバーを作り終えた。

「よくやったぞ。ひろし。さあ、ライトセーバーを使い、人間を虐殺するのだ。」

「え?話が違うじゃないか。」

ひろしは再び椅子に縛られた。そして、ピヒチキによる洗脳が始まった。

「ひろし、お前はおばけの世界でこれから生きていくのだ。人間界を見捨て、永遠の命を手にするのだ。さあ、人間界を侵攻するときだ。行け。」

そう言われたひろしは、ピヒチキの支配する暗黒のフォースにより体が言うことを聞かなくなり、ライトセーバーを持ち、人間界へ侵攻し始めた。


その頃、人間界では、ひろしがいなくなったことにざわついていた。

「ひろしは、どこへ行ったの?!」

ひろこが心配していた。

そこへ、ライトセーバーを持ったひろしが現れた。

「ひろこ、人間界はもう絶望的だ。これからはおばけにより支配されるのだ。」

そう言い放ち、ひろしは、ひろこを真っ二つに切った。

突然起きた事件に、人間界は混乱していた。

しかし、ひろしの王室にあった手紙に勇者アインシュタインを王様にせよとの内容が書かれていたので、その通りにしたのであった。


そして、おばけの世界に戻ったひろしは、ピヒチキの前にひれ伏せた。

「ピヒチキ様。これからはあなたと共におばけの世界で生きていきます。」


次回、暗黒面に落ちたひろしによる更なる攻撃?!

そして、ヘカッテによる魔物の出現?!

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