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THE 拳銃

ひろしとひろことおばけの物語2  作者 けばお


これは、ひろしとひろこのおばけとの戦争の末訪れた国家のトップである王としての物語である。

*少々文章が読みにくいかもしれませんが、随時改良していくので、ご了承下さい。


第2話のあらすじ

 再びピヒチキの前に参ったひろしは、手紙を渡された。それには、お笑いコンテストを開催という名の名目で何か事件を予期させる内容だった。果たして、無事開催することはできるのか・・・


第3話 THE 拳銃

 「それでは、皆さんお待たせしました。ここにお笑いコンテストを開催することを誓います。」

ひろこは大勢の前で声高らかにアナウンスを響かせた。


一方ひろしは、ピヒチキからの手紙を読んでいた。

『国王 ひろし殿

よくお笑いコンテストを開催させてくれた

実はそのコンテストには

おばけの世界からの使者を遣わしている

まあ楽しんでくれ』

「一体何のことだ。」

そう思いながらもひろしはお笑いコンテスト会場に向かった。


「それでは、一組目の参加者です。どうぞ。澤本 徹夜(略称サワテツ、もちろんおばけである)さん。」

「みなさん、こんばんわ。澤本 徹夜です。今日は、みなさんに昨今巷を騒がせている殺人事件についてお話ししたいと思います。殺人事件と言えば、ある極悪犯が友人や家族を殺人するといういかにも風土の悪いニュースであると言えます。その中でも私が気になったのは、拳銃を不法所持して逮捕されるというニュース。どうやって手に入れたのかは不明。警察は、所持していては危険という目的で犯人を捕まえた。しかし、放っておいてはいつ使用されるか分からないので警察はよく捕まえられたなと思います。そんなニュースに洗脳された私は、あるゲームを思いつきました。その名も「THE 拳銃」。ある極悪犯が殺人を犯し、逃走中であるという設定。その極悪犯を捕まえるために用意されたに用意されたのが警察部隊。プレーヤーであるあなたはその警察部隊の一員となり、極悪犯を弾が一弾が用意されていない拳銃で撃ち落とすというゲーム。弾を外すとその時点でゲームオーバー。どうですか、面白そうではありませんか。実際に私はコンピューターでそのゲームを作成し、ネット上で公開しました。プレーヤー数は100人。みなさん頑張っていましたが、なかなかクリアすることができませんでした。そこで、私は課金すると弾がもらえるシステムを導入しました。すると、みなさんとても熱心なのでしょう、次々に課金してくれました。それから、クリア者は続出しました。やはり、弾一発では相手を仕留めることはできないのですね。恋愛でも同じ。たくさんの女性にアタックしないといい女性には巡り会えないものです。」

会場は、歓声に包まれた。

「お見事。よく会場をいい雰囲気に変えてくれましたね。またの参加お待ちしております。」

こうして一組目の参加者は発表を終えた。


しかし、会場の外では、何か不気味な気配が漂っていた。

テレビでは、慌ただしいニュースが流れていた。

「本日未明、あるアパートに侵入した男性が女性を包丁で刺し、そのまま逃走している模様です。詳しくは後ほどお伝えします。」

警察部隊は大勢を整えていた。

「えー、犯人、逃走中、犯人、逃走中。見つかり次第、拳銃で撃ち落としてください。」

まるで、「THE 拳銃」のような状況だった。

犯人は一体どこに隠れているのだろうか。次の事件を起こそうとしているのだろうか。だれにも分からない状況が続いた。

しかし、ある警察から放送が響いた。

「犯人、見つけました、犯人、見つけました。倉庫の中に隠れている模様です。(近づくな。近づいたら撃ち落とすぞ。)えー、犯人、威嚇していると思われます。犯人、拳銃所持の疑いです。」

そのやり取りはしばらく続いた。

そして、1時間後。

「犯人、撃ち落としました、犯人、撃ち落としました。確保成功です。」

ようやく、事件に終止符がついたようだ。

約2時間にも及ぶ攻防は、警察の勝利に終わった。

少し不気味な事件が起きたが、このままお笑いコンテストは続くのか・・・


次回、次なる挑戦者?!次回もお楽しみに!!

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