鉄棒が無い
年末年始は私にとりまして最も辛い時期にあたりまして……。それは何故かと言いますと
「ジムが長期の休みに入ってしまうから。」
であります。同じことは盆の時にも言えるのでありますが、盆は仏教にまつわる行事であることも関連しましてか。自治体が運営していますトレーニング施設は営業をしている上、料金も割安に設定されていることもありますので、そちらに避難しながら通っているトレーニングジムの再開を待つことになるのでありますが、正月につきましては……役所と歩調を合わせて、公共のトレーニング施設も……。その間は
(……自力でなんとかしなければ……。)
と筋トレにまつわる本とジョギングを駆使しながら
(……耐え忍ぶ日々を過ごすことになるのであります。)
自重で……。
もやれないことはないのでありますが、狙ったところを狙った通りにとはなかなかならないこともありますので。ダンベルのほか。輪っかに通した軸を握りながら腹筋を鍛える器具。更には全身の有酸素運動を行うべくウォーキング用のスティックなど徐々に買い揃えております。年6日間のためだけに……。それらを駆使しましてかなりの部位に刺激を与えることが出来るようになったのではありますが。それでもなかなか難しい箇所がありまして。それは何かと言いますと
(背中と太もも裏。)
であります。太もも裏につきましては坂道を上る機会を増やすことにより補うことにしているのでありますが、一方の背中のほうは?となりますと……。ダンベルで広背筋や首の付け根を鍛えることが出来るのではありますが。気分的なところもあるのではありますが。
(……懸垂も少しはやっておきたい……。)
そのために必要となります器具となりますと
(……鉄棒……。)
学校に行けば間違いなくあるのではありますが、防犯の観点から今は自由に出入りすることが出来なくなっています……。そうなりますと公園に足を運びまして。となるのでありますが、鉄棒のあるところは=小さな子供たちが遊んでいる場所でありますので。
(……正直、入りにくい……。)
それでも刺激を与えておきたいから。と規模の大きな。私ぐらいの年代の人も散歩やジョギングをしているタイプの公園ならば。と有酸素運動がてら向かった最初の公園に
(……鉄棒が無い……。)
高鉄棒が無いのは覚悟しているのでありますが、子供たちが逆上がりの練習をする高さの鉄棒すらない。で。そこから想定外の2キロジョギングが追加され、途中。思いのほか効果的だったシシースクワットから来る太もも前のハリに悩まされながら、何とか辿り着いた次の公園には無事、鉄棒があることを確認。でもその横に設置されているブランコで親子が仲良く遊んでいる。
それを見た鉄棒を使う目的は斜め懸垂のみの私。
(……どうしよう。)
時間は夕暮れ時。親子連れから見た私は明らかに不審者に映ることでありましょう。
(……めげずにやりました。斜め懸垂を……。)
ただ、なるべく早く切り上げようの意識が先に立ちまして、狙ったとろが狙った通りには……。
それでも目的を完遂することが出来たことは善しとしよう。と思い直したところで気付いたこと。
(……帰り道が自力しかない……。)
(……有酸素運動と思って……。)
テクテク家路へと向かうジム難民1日目の私でありました。




