イノシシ
イノシシ。
某アニメにも出ていたブタの親戚の獣です。
一時は数が減っていましたが、最近では漁師の減少などもあって生息数も増えて来たようで山奥から人の住む里山へ姿を現すことが増えているとのことです。
うちの近所でも本当に出会うことが多くなりました、通る散歩道でほぼ毎日目撃する位に……。
そうなって来ると奴らとは奇妙な関係になってきます。
自分もイノシシもお互いにはち合わせるのは避けたい。
ソコの思惑は双方一緒らしく何時しか奇妙な掟が奴らと自分の間に出来ていました。
それはイノシシ達と里道の時間的シェア。
どんな物かと言うと――自分が散歩する時間は決めておくと、その時間にはイノシシ達は出てこなくなりました。
どうやら向こうも時間を外して通行している模様でした、お互いに出くわしたくないのは同じなんでしょうね。
しかし、お互いに何かの拍子に散歩時間がズレるとばったり遭遇と言う事態になります。
藪の中で奴らがブイブイ……。
「こんな時間に歩くなよ。 フェイントか?」
そんな声が聞こえて来そうな感じですが、そんなときは慌てず騒がず音を出してお互いの存在を予め知らせておく。
そうして不用意な接触を避けるのが礼儀となってきました。
そんな生活を過ごす事数年、未だに彼らとの不幸な接触は起きて居ません。
――近所の人たちは未だに「危険ですよ」とか言って居ますが。
人間には人間のテリトリー、イノシシにはイノシシのテリトリーが有るわけです。
そして、その生活圏の一部が重なるので有れば間のとり方が大切になってきます。
お互い居る物は居るのですから排除するだけでなく、最適の間合いを考え共存していく。
そこが重要なのでは無いでしょうか?
またネット小説も同様だと思います。
さまさまにあるネット小説サイト、それぞれに長所も有れば短所もあります。
イノシシと自分が一緒に暮らす里山は広がらないけれど、小説サイトはお互いの長所を生かし、共存していく事で分野はいくらでも広がるものですから。
広くなれば、お互いにさらなる発展があるでしょうし。




