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ウメ

 梅干しの語源ともなった土用干し。

 最近は梅が干してあるのを見た事が無い人も多いのではないでしょうか?


 土用干しとは、塩漬けした梅を容器から取り出して土用の炎天下に晒して味を濃縮させたり皮を柔らかい感じ仕上げる作業の事を言います。


 梅を一つずつザルに並べて夏の灼熱の太陽と熱風に当てて乾かし、夜には夜露に当ててしっとりさせる事を繰り返す事で美味しい梅干しに仕上がって行きます。

 天日干しの日数は梅のサイズに寄りますが通常は三日三晩かかるのです。


 土用干しは暑いシーズンに行う作業なので敬遠されることも多く、現代は干さない梅干しが大半となっています。

 塩漬けの梅を塩抜きして、味が抜けた分は調味料で味や香りを調えて梅干しと称して販売する。

 此れが今売られている大半の梅干しの正体です。

 ――梅の塩漬けじゃん……。


 そのままで『おにぎり』に入れたりご飯のおかずにする。

 それなら紛い物でもまだ何とか食べれます、

 しかし梅干しを他の料理の素材として使う場合、本当に干した梅干しを使わないと梅の香りや塩分が低くて使いものになりません。

 ……熱や風に晒され味や香りが濃縮されている訳です。



 小説投稿サイトも似た感じがします。

 グレーゾーンの不正やら、ほぼテンプレート一色の作品群。

 今、サイトはそんな試練が増えつつありますが、その試練を耐え忍んだ作家たちは粒ぞろいだけが残るのでしょうね。


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