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すいか
西瓜
梅雨が開け、夏本番になると食べたくなるのがスイカ。
暑い夏の昼下がりに冷蔵庫でキンキンに冷やした物を縁側で食べるのは風情もあっておいしい物です。
またキャンプの定番となっているスイカ割りは夏の風物詩となっています。
スイカ割りで使うスイカは大きな玉を使うことが多いですが、玉太りを良くするために一株に1個の実を残し後は取ってしまいます。
こうすることで栄養が一つの実に集中し大きな実を実らせることが出きるのです。
小説も同じではないでしょうか?
やたらと連載を多く抱えると、それぞれの小説に栄養(手間)がかけられず大きな実(評価)になりにくい気がします。
どんな人も頭は一つ、手は2本、そして使える時間は24時間…それをどの様に割り振るか?
集中させれば大きな実に、分散させれば小さな実にしかならないのかも知れません。
一つに集中させ使わなかった実、これも無駄になることはありませんから。
スイカなら小さいうちに取った実は漬け物に再利用できますし、小説の種なら完結させたから次の作品として書き始めれば良いだけですから。




