イースト菌(酵母)
「焼きたてのパンが朝食に食べた~~い!!」
某グルメマンガに触発された自分は朝ご飯に焼きたてパンが食べたくなりました。
しかし、近所のパン屋は早朝は閉まっているし、(怒
HBを買おうと提案も考えましたが、即答で母に却下されるのは目に見えている。
こうなりゃ最後の手段。
無いのなら自分で作ろうホトトギス。
一度もパンを焼いたことがない自分がパンを焼く……、
無謀極まり無い挑戦ですが、この数日パン焼きにハマっています。
材料は小麦と塩、そして酵母のみのパンづくり。
酵母を小麦粉と混ぜ発酵させる、そしてベンチさせて成形の後2次発酵。
膨らんできたらオーブンで焼き上げます。
単純な手順ですが……シンプルな材料で作るからこそ難しい。
粉のコネ方生地の水加減発酵の加減、そしてオーブンで焼き上げる温度などなど。
どれ一つ合って居なくても、ふっくら焼き上がってくれません。
言わずとも最初は失敗の連続です。
生地が膨らまない、逆に発酵しすぎでドロドロに溶けるなどなど…。
安定して焼けるようになるまでかなりの失敗作を作り出してしまいました。
そしてたどり着いた境地。
それは生地と対話する。
気温湿度の具合によって発酵時間を変えたり、場合によってはイースト菌の餌になりそうな砂糖や牛乳を加えたり…。
生地と対話しながら作る事で機嫌良く膨らんでくれるようになりました。
あくまでも主導権は生地に有ります、自分の都合ではちゃんと膨らんでくれません。
酵母を使う以上、生地も生き物ですから。
小説も同じ感じがします。
小説も生き物。
読者が何を望んでいるか感じ取り、それを取り入れ書き上げる。
ハーレムであったりチートであったり……、読者の望むことを汲み上げて練り込んで書いて見る事でブックマークも膨らんで行く気がします。




