玉ねぎ
料理する時間が無いどないしょ?!
毎回作るのが面倒……。
給料日前、食費を安くして生活切り詰めないと餓死する~~~。
と、そんなピンチを救うのが応用の利く常備菜。
タマネギの中華ダシ煮、キノコのスープ煮、タマネギのハヤシソース煮等々……。
安いときに食材を買い込んで数種類の作りおきが有れば、料理はすごく簡単になります。
玉ねぎのダシ煮を鍋にとり、水を加えて薄める。
火にかけ、煮立ったら火を止めて溶き卵を流し入れて一気にかき混ぜます。
後はお好みで彩りを添えればおk。
……詐欺と言われそうですが、意外と美味しいです。
タマネギのハヤシソース煮はそのまま焼いたパンに付けても十分美味しいですが、もし安い肉でも手に入ればソース煮の中に入れてひと煮立ち…。
立派なハヤシライスの完成です。
いずれも調理時間10分以下。
常備菜パワー炸裂です。
ここで気を付けないといけないことが一つ。
常備菜を作るときは、少し濃すぎる位のダシを使い材料に味をしっかり染み込ませる。
だいたいタマネギ大3個で粉末スープ大さじ3位でしょうか?
もし此処で下味を怠るとエラいことになります。
……美味しくない。
ベースの素材を元にして、薄めて使うので当然と言えば当然ですが。
小説も一緒です。
小説を書くことは文章を書くこと。
つまり、基礎的な文章力が小説の下味と言うことです。
そして、小説はベースの素材を元にした応用の料理とも言えるでしょう。
ベースの素材が上手くできれば、応用の料理も簡単に美味しい物が出来上がります。
元の素材がヒドいのに、下味を付けずに料理を作ろうとすると……。
言わずともの結果になります。
ドチラが良いかは言わずともですね。




