表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネグレクト族の日常  作者: ハイパーさん
1/2

第0話「再生」

人が死んでいく…

聞こえるのは銃声や泣き叫ぶ声ばかり。


「なんで…何で人が殺されなくちゃならないんだ!!」


「まだ死にたくないっ!!」



午前7時30分、地球外より謎の生命体が日本列島に着陸した。

そいつは自らを「ズオー」と名乗り次々と都市を破壊していった。

ロケットのような形状の筒から繰り出される有害な気体によって都市は汚染された。

植物は枯れ、ついに人口の約2/3が消滅してしまった。

現在、ここ沖縄ではズオーと人間による壮絶な戦いが繰り広げられていた。

人間が作った銃弾はズオーの身体に触れた瞬間、粉々に砕け散っていく。


もうダメだ。僕たち人間に勝ち目なんてないんだ。このままだと日本だけじゃなく地球全体に被害が及ぶだろう。


僕に力があれば…

こいつを倒せるくらいの力が…


ああ…ズオーがこっちに向かってくる。僕もあと数秒であのレーザーみたいなやつに当たって死ぬんだろうな。



ズオーの身体の中央部が赤黒い光を発しながらレーザーのエネルギーらしきものを蓄えている。



死ぬのが恐い。これまで何度も死にたいとか思ってたのにこの期に及んで死ぬのが恐い。




ズオーが赤黒い光線を発射した瞬間だった。





僕は謎の光に包まれた。

そして誰かの声がきこえた。




「力が欲しいんだろ?」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ