止まり木【200字小説】
憂鬱な雨。羽が濡れた私は一時の休息を求め、とある木の枝に雨宿り。
こう降り続くと嫌になる。目的地まではまだ遠い。私はそ知らぬ顔で雨を降らせる曇天を睨む。
「好きです!」
不意に下から響く声。視線を落とすと一組の男女が互いに顔を赤らめていた。あらら、どうやら告白現場に居合わせちゃったみたい。
告白に呼応するように覗く晴れ間。何だ、結構イイトコあるじゃない。
私の気分も晴れ渡る。さて、もうちょっと頑張ろうっと。
憂鬱な雨。羽が濡れた私は一時の休息を求め、とある木の枝に雨宿り。
こう降り続くと嫌になる。目的地まではまだ遠い。私はそ知らぬ顔で雨を降らせる曇天を睨む。
「好きです!」
不意に下から響く声。視線を落とすと一組の男女が互いに顔を赤らめていた。あらら、どうやら告白現場に居合わせちゃったみたい。
告白に呼応するように覗く晴れ間。何だ、結構イイトコあるじゃない。
私の気分も晴れ渡る。さて、もうちょっと頑張ろうっと。
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