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まだ光があるならば  作者: ライの執筆部屋
第1章 狂った世界の狂った生存者
4/6

1人と1、1匹?

俺はすっかり犬のよだれだらけになってしまった。これは、いわゆる大型犬だろう。知らないうちに世界中の犬が大きくなっていれば別だが、この犬の犬種はなんとなく知っている。ラプラドール・レトリーバーだろう。ゴールデン・レトリーバーと違って毛が短いのが特徴なはずだ。とにかく賢いタイプの犬でよかった。ただ


「人間じゃなかったか・・・」

「ワン!」


どうやら俺1人の状況は変わったが、人間1人という状況は変わらないらしい。さて、舐めまわされて忘れていたが、俺、完全に火に囲まれてるんだ。しかも犬が増えて余計不味くなった。犬なんて簡単に燃えてしまいそうだ。というかそもそも火を怖がるのではないか?どうしたものか。一難さってまた一難どころか五難くらいできてしまった。


「食料はない、水もない、火に囲まれ、行くあてもない。人もいない、か。本当に何があったらこうなるのかを教えてほしいな。まさか宇宙人の侵略でもきたか?」


正直あの夢が自分の記憶を失う直前の体験なら、おそらくC国にでも攻められたか、R国にでも攻められたか、あるいはUFOか。おそらく最後はないだろう。個人的に支持するならC国一択だな。

などと考えていた時、突然犬が走り出した。


「おい待て!」


しかし犬は止まらない。


「ポチ!コロ!タマ!タロウ!ソラ!」


全く犬は止まらない。もっと別の名前か?


「ハナ!モモ!サクラ!ライ!」


一瞬振り向いたがすぐに走り出してしまう。


「あの名前の中のどれかが名前か! ハナ、ステイ!」


犬は止まらない。


「モモ!ステイ!」


やっぱり犬は止まらない


「ライ!ステイ!」


犬が突然振り向いて止まった。どうやらこいつはライという名前なのかもしれない。


「お前、ライって言うのか?」

「ワン!」


どうやらライという名前のようだ。正直ヤケになって適当な名前を叫んだはずだったんだが、何故か奇跡的に当たってしまった。どうやらライは手招きしているようだ。

(あの犬賢いな。)何か見せたい物でもあるのだろうか。俺が近づくと、ライもゆっくり歩き出す。そこには


「おお!これはトンネル!いや確かなんか正式名称があった気がする。アンダーロードだっけ?とにかくお手柄だな、ライ!」

「ワン!(お安いご用だワン!」


・・・・・・?んあー?えーっとちょっと疲れてるかもしれないな〜


「ワンワン!(なに言ってるかわかるでしょ!無視しないで!)」


・・・?え〜っと、犬が話してる????まじで頭おかしくなったか?


「えーっと?あの、もしかして喋れたりします?」

「ワン!(当然だワン!)」


・・・?え?俺、犬と会話してる?いや耳ではワンと鳴き声しか聞こえないんだが、なんか意味がわかる。えなん、えなんで?まさか知らんうちに犬と会話できる技術開発された?


「う〜ワン!(違うワン!私の能力ワン!)

「・・えーっとまさかお前人体改造、いや犬体改造でもされた?」

「大正解だワン!なんか知らない所に連れてこられて眠らされて、気づいたら人の声が聞こえるようになったワン!ついでに喋れるようにもなったワン!」

「ついに普通に喋り出したよ・・・これまでの出来事全部夢じゃねえの?」

「でも今まで話せる人間いなかったワン!ようやく話せて嬉しいワン!」

「OK OK、ちょっと待ってくれ、」


俺はそこら辺に落ちてた棒で頭を思いっきり叩いた。


「ぃったあああああああああ!これガチで現実じゃねえか。どうなってんだよ!」

※アンダーロードではなくアンダーパスです。

えーっとちょっと文字数が少ないどころの騒ぎではないが、許してください。一回ここで切らないと、文字数多すぎて投稿に時間かかりすぎそうなんです、許して。

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