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うっかりな私と隊長様

作者: たかやす

タイトル変更してみました。

 ローレン・ベイリー子爵令嬢。


 彼女は一通り、淑女教育を学んだのだが、いかんせん不器用であった。うまくいく時はいくのだが、気持ち一つで全くうまくいかない事がある。むしろそちらの方が多いようだ。


 そのため、彼女付きのメイドの嘆きは凄まじい。


『お嬢様は悪い方ではございません!!ちょっと、ただほんのちょっと不器用なのでございますー!!!』


 彼女にそう言われるたびに申し訳なくなる気持ちと、もう期待しないでほしいという、贅沢な悩みに苛まれてしまうローレンであった。


 だから彼女は一念発起したのだ。


 王城へあがり、侍女として行儀見習いとして働けばちょっとは良くなるのではないか。少しはマシになるのではないかと期待したのだった。


 彼女の両親は、そんな彼女の思いに答え何とか王城に侍女としてあがれるように手配をしてくれた。勿論、最初はあまり乗り気ではなく、粗相をして顰蹙を買いローレンが傷つかないか心配していたが、彼女が並々ならぬ思いでいることについに折れた形であった。



***



「じゃあ、お父様、お母様、いってくるわ」

「ぐすっお母様は心配よ。あなたがいじめられないか」

「お前、そんなこと言うものではない。何大丈夫だ。お父様がよい働き口を見つけたからな」

「お母様、お父様、ありがとうございます。私は嬉しいわ」

「………お嬢様、お荷物をお忘れでございます」


 その瞬間悲しみに溢れていた空間が虚無になった。まずはお母様の嘆きからだった。


「だからお母様は心配なのよー!!貴方は可愛い可愛い私の娘なのに、どうしてそう、そんななのかしらー!!」


 そしてお父様。


「やはりこのお勤めはやめようか。何故か幸先が悪い気がしてならない」


 そして最後に。


「お嬢様!お嬢様は悪い方ではございません!!ちょっと、ほんのちょーっと!不器用なだけでございます!!」

「……馬車を出してください」


 しまりのない別れ方だった。でも仕方ない。休みにはすぐ帰ってくるから、こんな別れ方もありだよね、とローレンは思うことにした。

 


***



 王城へついたローレンは早速、侍女長の元へ迷子になりながらたどり着き、昼前に到着予定が昼過ぎになった言い訳をし、小言を言われながら自分の配属先へ案内された。


「子爵家のご令嬢なんですね?」

「はい。ベイリー子爵家でございます。侍女頭様」

「そうですか。……そうしましたら、今回の配属先は不慣れなことばかりかもしれません。きつければ配属先を変えますので言うように」


 そう言われ案内された先は騎士棟であった。騎士達がそこら辺で話をしたり剣の手入れや修練場で鍛錬を続けていたりしていた。時折こちらを伺う視線を感じるが、気にしないようにこれも行儀見習いの一つと考え無表情のまま侍女長へついて行った。ただ、時々激しい剣戟の音が聞こえるとついついそちらへ目がいってしまっていた。


 侍女長から紹介された騎士棟の仕事内容はランドリーメイドやスカラリーメイド、いわゆる下働きのメイド達と同じようなものと説明を受けた。ローレンはこれまでの人生の中でそういったことをした事はなかったが、これも行儀見習いの一つと考え受け入れることにした。


「ただ、あなたに関しましてはベイリー子爵様から行儀見習いとして、と話を聞いております。ですから、本来ならレディースメイドかウェディングメイドと考えてましたが、現在空きがなかったので騎士団長付きとなりました」

「はあ」

「あなたがこれからお仕えする方はこちらですよ」


 そういうと侍女長は団栗と小楢の葉が描かれている扉の前までやってきた。この国の騎士団のシンボルマークである。


「ラッセル様、ローレン・ベイリー子爵令嬢をお連れしました」


 扉の向こう側から入ってくれと声がかかり、侍女長とローレンは開いた扉の中へ入っていく。


「君が今日からここで働くベイリー子爵家の令嬢か?」


 ローレンの目の前には背の高い騎士がいた。頭一つ分はゆうに高く、濃い金色の癖の強い髪がえりあしのところでちょんと結ばれている。アンバーローズ色の瞳が柔らかく微笑む。


「はい。ローレン・ベイリーと申します。よろしくお願いします」

「私はリード、リード・ラッセルだ。よろしく。ここでは隊長をしているんだ。ちょうど君の前に働いていた者が腰を悪くしてしまってね。今日から頼むよ」

「あ、あの、初日からこんなことをいうのはどうかと思うのですが、私少しぼんやりしているところがあって……」

「ん?構わない。簡単な仕事だしな。基本私について回って雑務をお願いするつもりだから、そんなに気負わずに」


 ローレンとリードが話している間に侍女長は退室し、ローレンが部屋に残される形となった。


「さて、君のお父上からは直に手紙を貰っていたんだ」

「……お父様のお知り合いなんですか?」

「ああ、騎士団に入る前に剣の師事をしてもらっていたんだ」

「お父様が剣の師事を……?」


 そう言われると、最近はとんとないが、ローレンの小さい頃は五大侯爵家の誰それがくるとか、騎士団の某がくる、という話を良くしていたことを思い出した。


「お父様、剣が強いのですね……」

「勿論。恐らく今でも剣だけなら、この国の五本指に入る腕前をお持ちになっているんではないかな?」

「まあ……」

「実は私も君の家によく出入りさせて貰っていたんだ」

「………まあ」

「私は可愛いらしいお嬢さんに、何度か給仕をしてもらったんだけど……」

「申し訳ありません。何も覚えていなくて……」

「いいんだ。小さい頃のことだからね。これからよろしく頼むよ」

「はい、こちらこそよろしくお願いします」

「じゃあ、着いたばかりだけど着替えてきてもらおうか。仕事をしよう」

「はい」



***



 そして数週間が過ぎ、ローレンはなんとなく仕事に慣れてきた。仕事自体は基本的にリードがいうような雑務ばかりだった。書類の仕分け、物品を運んだり、手紙や書類の配達、会議に来ない騎士を探しだしたり、片付け、また他の侍女達の手伝いをすることもあった。


「じゃあ、ローレンとりあえずここまでにしてお茶にでもしようか」


 そしてリードは時間があえば、ローレンとともにお茶や食事をともにしていた。


「ん?……今日のお茶はなかなか独創的な味だな」

「………ごほっ、ご、ごめんなさい。茶葉の量が多かったみたいです」

「そうか。ミルクを入れれば美味しいな。これは発見だな」

「そ、そうでしょうか……」

 

 ローレンは自分の失敗がこんな形でフォローされることに対して、恥ずかしくて恥ずかしくて穴があれば入りたい気持ちになっていた。

 日々、ローレンはこんな調子でちょっとした失敗を積み重ねていった。リードに怒られても仕方のないことでも、フォローしてくれるリードの優しさに申し訳なさが募ってしまう。


「そういえば、ローレンは何故行儀見習いをしようと思ったんだ?」

「ええと、ですね、私はこの通り少しずぼらな性格なものですから、矯正できればと思いお父様にお願いしました」

「そうか、そこまで気にするものなのか?」

「気になりませんか?」

「気にならないな」

「それはリード様ができるからですよ!私なんてこんな性格だから、婚約者にも迷惑をかけて……」

「婚約者がいるのか?」


 驚いたような表情でリードがローレンに問いかける。ローレンはリードにこんな性格だから、婚約者なんていないものと思われていたのかと少なからずショックをうけるが、こればかりは自分が悪いので表情を取り繕う。


「はい、そこまで親密という仲でもありませんが……」

「誰なんだ?」

「え?誰というと……?」

「婚約者だ」

「はい、ええと、マーレイ伯爵家の令息、ジョシア様です」

「なるほど。……我が家の方が家格は上だな」

「はい、ラッセル家といえば五大侯爵家の筆頭ですよね」


 不穏さを感じる笑顔にローレンは、ひとまずリードを持ち上げることにした。


「ローレンはあまり婚約には乗り気ではないのか?」

「……そんなことはありませんが、先方が私に愛想をつかせてしまったようでして……」

「なるほど?あまり良い関係ではないのか」

「……あまりはっきりと言わないでください」

「ああ、すまないな。嫌ならやめてしまえばいいだろうに」

「……家同士の結婚に嫌なんて言えませんし、他にあてもありませんし……」

「ならば、婚約が無くなりそうな時には相談に乗ろう」

「……そんなことにならないように行儀見習いにきているんです」


 あまりに不吉なことをいうリードに、ローレンはこれは何だか嫌な予感がすると思いながら、濃い紅茶で喉を潤していった。

 


***



 ローレンが婚約をしたのは小さい頃のことであり、親同士が決めた婚約だった。


 最初はお互いによく遊んでいた。仲が良かった。本当に。ローレンが不器用なことをしても、「ばかだなー」と笑って済ませてくれる、そんな関係だった。


 だが、次第にローレンの不器用さが婚約者の腹に据えかねていったようだった。一緒に行ったお茶会や夜会での度重なる失敗に、恥を欠かされたと怒り心頭の婚約者であった。次第にお互いのやりとりが月に一度か二度だったものが二月に一度になり、半年に一度になり、こちらから手紙をだしても返事がこなくなってしまった。ローレンはそれでも家のためと思い、健気に返事のこない手紙を書き、誕生月には祝いの品を送り、尽くしてきた。


 だが、これに関してはローレンは自分が悪いと思っていた。だから何とかして婚約者のためにも家のためにも、自分を変えたいと思い、行儀見習いという選択をしたのだった。愛はないであろうが、せめて婚約者の恥にならないように、支えになれるよう、ただそう思って頑張ろうとも思っていたのだった。


 だからその現場を見たのは偶然であった。


 婚約者のジョシア・マーレイ伯爵家令息と金髪のふわふわした明るいヘビーブルーのドレスをきたお人形さんみたいな女の子と親しげに話しているところを。


 見つけてしまった瞬間、血の気がひくのがわかった。目を逸らしたいのに逸せない。本当にあれは自分の婚約者なのかわからない。確認したい。でも確認したくない。わからない。わからないままでいたい。


 リードから頼まれた手紙の配達が終わり、執務室へ帰るところであった。思わず足が止まってしまったが、今ではうんともすんとも足が動こうとしない。まるで地面に足が縫いついてしまったかのようだった。


 目線はすでに二人から外してはいるが、動こうにも動けない。そうこうしているうちに相手の女性がこちらに気づき、ジョシアに親しげに耳打ちをしている。ジョシアがこちらに気づき近づいてくるのが見えた。


 ローレンは何とかしてその場を離れようとするが、離れることができなかった。足が動かないのだ。


「ローレン、こんなところで何をしているんだ?」

「ジョシア、えっと、今はここに勤めていて……」

「はっお前に王城で仕事が務まるものか!そんなお仕着せで騙せると思うなよ!」

「………っそんな騙すなんて」


 縋り付くようにローレンの手が、ジョシアに伸ばされるも、その手をはたき落としジョシアは叫んだ。


「お前の相手はもううんざりなんだ!恥ばかりかかせやがって!俺はエリと結婚を考えている。もう手紙も贈り物もやめてくれ」

「……ジョシア。ごめんなさい」


 ローレンはまだやり直せると思っていたが、そう考えていたのは自分だけだと思い知った。すでにジョシアの心には別の女性が住んでいたのだ。


「………………私が余計なことをしたばかりに……。申し訳ございません」

「……あの、貴方は?」

「エリ・スミスといいます。今はジョシア様とお付き合いをしておりますの」

「そうでしたか………」


 ローレンは何も考えられず、ただその場から逃げ出したかったが、周囲には人が集まり始め逃げるに逃げられない状況になっていた。早く会話を切り上げ、執務室に逃げ込みたい気持ちでいっぱいになっていた。


「おい、エリは何も関係ないからな」

「え、あ、はい。そうですね」

「いえ、ジョシア様。私が貴方と出会わなければ、お二人はいずれか結婚していたはず。そう考えれば、私は無関係とはいえません」

「エリ、君のその気持ちはとても嬉しい。でもローレンの恨みは俺だけで……!」

「ああ。ジョシア様。そのお気持ちだけで私嬉しくて嬉しくて……」


 そしてジョシアとエリの二人はしっかりと抱きしめあっていた。王城の広い広い廊下の真ん中で。周りには人が集まってもいた。

 

 何が起きているのか、人から人へと伝言ゲームのようにおびれと背びれが、さまざまな形で付けて広がっていく。


「ジョ、ジョシア、私そろそろ戻らないといけないから……」


 ローレンは自分の婚約者とその恋人の逢瀬に立ち会ったショックを、最初は少なからず受けていた。しかし、二人の情熱的な想いと人の目を憚らない行いに、少なからず冷静になっていた。泣きたい気持ちが何処かに行ってしまい、有難いのか怒った方がいいのか、落ちどころが見つからなかったのだった。


「ローレン、俺は君に言いたいことがあるんだ」

「えっと……、今言わないといけない?」

「もうお前には金輪際あうことはないだろうから。今のうちにいっておく」

「はあ」

「文書は後ほどベイリー家へ送らせて頂くが、君との婚約は白紙に戻したい」

「……はあ」

「俺にはすでに、エリ、という愛すべき人がいるんだ」


 ジョシアは多くの人の前でローレンに婚約の白紙撤回を告げた。ジョシアは満足そうに頷いているが、ローレンはどうしていいのかわからなかった。親が決めた結婚なのに、当人達の同意だけで動いてもいいものなのか判断がつかなかったからだ。


「お願い。私ジョシアを愛してしまったの。婚約者である貴方には申し訳ないと思っているの。本当にごめんなさい」

「いいんだ。エリ。全ては俺が悪いんだ」

「いいえ、ジョシア。貴方は悪くないわ。私が悪いのよ」

「いいや、エリ。俺が」

「いいえ、私が」


 そう言い続けているのを見ているうちに、さっきの私の振られて泣きたくなった気持ちを返してほしいな、と思い始めた時、頭の上から、最近よく聞く声が降ってきた。


「ローレン、何をしているんだ。また迷子になったのか?」

「あ、リード様。フレッド様の所に行って帰るくらいでは、もう迷子にはなりません」

「そうか。帰りが遅いからな。この後鍛錬場に行くからな」

「はい、承知いたしました」

 

 リードが来たことで場がさらにざわつき始めた。ローレンの耳には騎士様、騎士様、隊長様とか黄色い声が聞こえてきた。


 リードはその声には気づかず、修練場に行こうとするので、慌ててその後についてその場を離れようとした。すると慌ててジョシアがこちらに来た。


「お、おい、ローレン。お前本当に働いているのか……?」

「はい。先程からそういってます」

「そ、その騎士は、隊長の……?」


 リードは挨拶はする気はなく、ジョシアを一瞥しただけだった。


「はい、今は行儀見習いとしてこの方にお仕えしています」

「時間がないから行くぞ」


 リードはローレンの手を掴み、そのまま引きずられるように修練場へと向かっていった。



***



「あれがジョシアとかいうローレンの婚約者か?」

「はい、ですが、婚約を白紙に戻したいといわれました」

「ん?婚約を?」

「………はい。人っていきなり予想外のことを言われたり、出会ったりすると何だかよくわからなくなるんですよね。なので後でよく考えてみようかなと」

「そうか。よく考えることだな」

「はい、ありがとうございます」


 ローレンは婚約破棄されたことでもっと落ち込んで、泣き崩れて仕事も手につかなくなるものだと思っていた。何しろこの仕事の行儀見習いも家、ひいては婚約者のために頑張ってきたのだ。


「でも意外に私平気なんです。あんな茶番をみたからでしょうか?」

「元々乗り気ではなかったんじゃないのか?」

「………私なりに尽くしていたつもりだったのですが、どこか冷めていたのでしょうか」


 少し悲しそうに話すローレンにリードは困ったような表情を浮かべる。


「貴族の結婚とは家と家を結ぶもの。それを果たそうとしたローレンは立派だと私は思うが、それでは駄目か?」


 リードなりにローレンを励まそうとした。


 ちなみにリードは普段、部下を励ますことはしない。励ますよりは突き落とし、這い上がらせることを選択する。だから、そんな上司の様子に、部下である騎士達は驚いた。


 ちなみにローレンとリードは修練場にきており、騎士達の訓練の指導中であった。


 リードはローレンを励まそうとし、訓練の指導には全く身が入っていなかった。


 そんな二人の様子を部下達は、与えられた訓練を行う合間、横目で観察し互いに情報交換をしていた。


「リード様は優しいですね。私はばつがついてしまったようなものですが、次があればリード様のような方であればいいのにって思ってしまいます。贅沢ですよね」


 ジャイアントキラーと名高い騎士が隊長が優しいと聞き、同僚に次々伝達していく。普段の訓練がこんなところで、役に立つとは思わず、ばれたら隊長から何をされるかわからない恐怖もあり、いつもよりも緊張状態が高かった。


 話を又聞きしている騎士達が、心の中で隊長のことを応援しているとは思わず、リードはローレンのセリフに面食らっていた。


「でも、しばらくはリード様のお側でお仕事させていただけるのでしたら、続けたいと思います。このお仕事楽しいですし、皆さん優しい方々ばかりですし」


「私あまり成果をだせませんが、精一杯頑張らせていただきますので、お側にいてもいいですか?」


 あくまでも仕事の話ではあるのだが、リードはローレンのお側にいてもいいですか、という言葉を頭の中で何度も反芻していた。


「………好きなだけいるがいい」

「ありがとうございます」


 ローレンはリードに満面の笑みで答えた。


 ローレンは不器用なりに仕事を頑張るが、相変わらずな出来に、成長は見られず本人はそれに気づいた時相当落ち込んでいた。そんなローレンをリードが励まし、「生涯お側に……」という言葉をローレンが言った時には、さすがのリードもどうしたものか悩んでしまった。

 

 だが、リードはそんなローレンが良くて、でもそれを口に出せず、部下達はやきもきしながら日々をすごすのだった。




部下達は隊長に色々探っていたことがばれます。


そして重装備で走り込み、打ち込み、模擬戦、対隊長戦をしてリードにボコボコにされます。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 「ずぼら」って、「手抜き」ってことだと思うので(わかりやすい例だと「ずぼら飯」ってそうですよね)、どちらかっていうと、この主人公は「うっかり」なんじゃないかと。 ずぼら=なすべきことを…
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