83.金の力
本日……何話目?4ぐらいかな?
「今日で残りの依頼を終わらせる。そのつもりでな」
街を出て4日目。依頼は残り2つ。一つは討伐、もう一つは採取クエストだ。
「残りの依頼はラフロシア5体討伐とそいつの落とす花を一つ集めるクエストだ」
どちらもA級クエスト。しかも、2つ同時にこなす事が出来るというお買い得セットだ。
「ラフロシア?また知らない魔物……」
シャルステナは首を傾げ、説明を求めた。しかし、俺はそれに答える事は出来ない。何故なら
「大丈夫。俺も知らない」
大丈夫かは置いておいて、俺はラフロシアという魔物の事はほとんど知らない。依頼書に書いてあった名前と、落とす素材の事以外は何もわからない。
結構魔物については勉強したつもりだったが、まだまだ全てというわけにはいかない。
地球には870万種もの種類の生物がいると言われている。それを全て網羅するなど不可能もいいところだ。
それは地球に限った事ではない。
ここでもそれは同じ事。その全てを知る何て事は馬鹿げてると言っていい。
例え、魔物という種だけに限定したとしても、その数は膨大。全知全能の神でもない限り、不可能だ。
さらに未だ、新種の魔物の報告などざらにある。例え、多くの魔物を載せた本を読み漁ったとしても、種類は増えるし、何より全てを本の中に詰め込む事自体に限界がある。
必然、冒険者は初見の魔物と出会う機会が増える。その時に活きてくるのが、今まで戦った事のある魔物との経験、そして知識だ。
サメを思い浮かべて欲しい。一口にサメと言っても色々いる。ホオジロザメ、ノコギリザメ、ジンベエザメと挙げ出したらキリがない程に。
だが、それらは海に生きる生物、口が危険、背ビレがあるなど、全てには当てはまらないかもしれないが、全体としての特徴を持っている。
その特徴が新種や初見の魔物と戦う時に活きてくるのだ。具体的に言えば、攻撃予測、弱点など、いろいろと推測を立てて行動出来る。
さて、今回の場合わかっている情報は名前と花を落とすという事だけ。
ここから推測されるラフロシアの戦力分析は……
「おそらく火に弱い。後、毒または麻痺させてくる可能性があるから気を付けろ」
花が落ちるという事は植物系の魔物だ。そういう類の魔物は火に弱いというのが定番。また、毒とか麻痺の効果がある花粉や、液を飛ばしてくるのも定番だ。
「丁度数も5体いる事だし、1人一体ずつやろうか」
アーシュ達を除いた4人と一匹でやる事にする。毒は喰らわなければどうという事はないが、喰らえば厄介極まりない。
その点、アーシュ達にやらせるのは些か不安がある。初見という事もあり、咄嗟に反応出来ない可能性だってある。
お試しでやらすには危険過ぎる相手だ。
軽く確認を取った後、ラフロシアを探しにお花畑にやって来た。
「うわぁ、綺麗…」
シャルステナが目を輝かせ感嘆の声を出す。
色取り取りの花が咲き乱れ、花弁も一つ一つ異なる。しかし、全体を見れば調和の取れた彩と、形の違う花が混じり合う情景が美しい。
皆一様にその光景に釘付けになり、特に女性陣はうっとりする様な目をしていた。
俺もしばしその光景を眺める。しかし、残念ながら俺には余り感動がなかった。
何故なら、その殆どが動いていたから。
「みんな感動してるとこ悪いけど、そいつら殆ど魔物だから」
「ええっ⁉︎」
ギョッと目を見開き、一歩後ずさる面々。
「依頼書には色んな形の花を咲かせる魔物って書いてあったから、多分これ全部ラフロシアだ」
「全部⁉︎多くない⁉︎」
「大発生してるな」
ウジャウジャいますな。狩るのに困らない奴らだな。
それにしても、こんだけ花の種類があったらどれ狩るか迷うな。
確か依頼書には赤い花が欲しいって書いてあったな。
「とりあえず赤いの探してやるか。情報ではこっちから手を出さない限り襲ってこないらしいから」
そう言って俺はラフロシアの大群の中に足を踏み入れた。
うわぁ、これ全部魔物かよ。しかもA級。
「あたしこの中踏み入れたくないんだけど……」
「アンナ諦めよ。レイ1人でどんどん進んでってるし」
「この花甘そうな匂いするね〜。食べれるかな〜」
アンナとシャルステナは気持ち悪そうに中へ踏み入れた。ゴルドはクンクンと鼻を動かし、ヨダレを垂らす。
「みんな頑張ってね〜!」
「俺たちはここで待機しとくわ」
アーシュとデュランは他人事のように言った。若干腹立つから引き込んでやろうか?この中に。
「アンナ目の前にいる赤い奴仕留めてくれ」
自分の目と空間の反応を頼りに目的の花をつけたラフロシアを見つけた。丁度今アンナがその前にいたので、頼む事にした。
「ど、どれよ?これ?」
「それじゃない。それは普通の花だ。その二つ前の奴。ゴルドは回れ右して三歩進んだとこにある赤い花だ」
「了解〜」
ゴルドは返事と共に回り左した。
「シャルはそのまま10歩進んで右手側にある赤い花だ」
「うん、わかった」
「ハクは10……500歩ぐらい進んだとこにある赤い花かな」
10歩と言おうとして思い直した。そんな言い直しにハクは何故という感じに叫んだ。
『多‼︎』
仕方ないだろ。お前の一歩は短いんだから。
「こいつか」
全員目標の奴の場所にたどり着いか、踏み抜いたかぐらいで俺も赤い花を咲かせてラフロシアの前に立った。
「うわぁ‼︎地面が動いた‼︎」
ミュー!
4歩進んだゴルドに踏まれたラフロシアが可愛らしい悲鳴をあげる。その悲鳴に呼応する様にゴルドの周囲のラフロシアが一斉に悲鳴をあげる。
ミューーー‼︎
「おいおい、嫌な予感がするのは俺だけか?」
目の前にいたラフロシアが悲鳴をあげ、そしてまた周囲に広がっていく。まるで水面に水滴を一滴垂らした時に発する波面の様に伝わる悲鳴の波。
「私も嫌な気がするなぁ……」
「何合唱?」
「違うでしょ」
『うるさい』
シャルステナが俺に同意し、ゴルドのボケにアンナが突っ込む。そして、ハクは耳に前足を当て、大音量の悲鳴に苦しむ。
「このパターンは……全員、アーシュ達の所まで下がれ!」
花畑全体でゴルド風に言うと大合唱が始まった。ここまで来たらこの後起こる事は大体予想がつく。
慌てて全員に後退を支持する。
「ちょ、どうなってんの⁉︎」
「や、ヤベェ、絶対やばい奴だ」
花畑が大合唱し始めたと思ったら、慌てて俺たちが戻ってきた。明らかに予想外の事態が起きた証拠にアーシュはパニック寸前、デュランは冷や汗を流す。
「俺生きて帰ったらグフッ!」
「フラグ立てんな‼︎」
状況説明しようとしたらハングがフラグを立てそうになった。慌ててそれを殴り折る。
しかし、フラグクラッシュして一安心とはいかない。
「わぁ、お花が歌ってる〜。ふふふふふ」
「戻ってこいアルル!現実から目を背けるな」
どう見ても正気ではない目でアルルは大合唱しながら行進を始めたラフロシア合唱団を見ていた。
ああもう!どいつもこいつも!
「全員落ち着け‼︎」
俺の怒鳴り声が反響した。ラフロシアの悲鳴より耳に来る声に皆一瞬固まる。
そして、気がつく。悲鳴が全く聞こえない事に。
「落ち着いたか?今ここだけ世界から断絶した。竜のブレスが来てもこの中なら安全だ」
少し落ち着きを取り戻した皆を安心させる様に隔離空間の壁を叩き、効果を説明した。
「い、一体何が起こったのよ?」
「どうも一匹が悲鳴をあげるとそれを聞いた奴がそれに反応するみたいだな」
これギルドは知ってたのか?
はっきり言って危険度がS級を超えてるぞ。ディクやシルビアのパーティならまだしも、他なら死にかねないぞ、これは……
「どうする、レイ?」
「…………ちょっと考えさせてくれ」
シャルステナは取り乱した様子もなく、落ち着いて俺に指示を仰いできた。それに俺はすぐに答えはしなかった。
「まずは状況を確認しよう。敵はおそらく500以上いる」
「A級が500……」
アーシュは怯えた目でラフロシアの大群を見た。
「む、無理よ!逃げましょう!」
「どこへ?あいつらのスピードはお前たちより早い。よしんば追いつかれなくても、逃げ切るのは無理だ。そんな状態で街に逃げ込めばどうなるかは言わなくてもわかるよな?」
間違いなく大パニック。王都大進行を超える大事件になる事は間違いない。
「け、けどこのままじゃ……」
「それを今から考えるんだ。まずこの数を接近戦でやるのは愚行だ。間違いなく、毒か麻痺にされる。つまり、遠距離攻撃しかないわけだが……そうなると前衛がな」
前衛なしの遠距離攻撃だけならいずれ突破される。多勢に無勢。全てをカバー仕切るのは不可能だ。
「飛んだらいいんじゃない?」
「アホ、人数が多すぎる。俺とハク二人で抱えて飛べるのはいいとこ4人までだ」
つまり6人しか離脱できない。それでは残りの3人を見捨てる事になってしまう。
「僕も飛べるよ〜?」
「は?」
「ブーって魔力噴射したら1人抱えて飛ぶくらいは出来るよ〜」
「ナイスだ、ゴルド。てことはあと1人……」
俺は皆の顔を見渡した。
「アーシュ、お前飛べるよな?」
「ええっ⁉︎私⁉︎む、無理よ!」
「いや、飛べるはずだ。固定空間を足場にして飛び上がるんだ」
アーシュは俺と同じ空間系の使い手。ならば、俺と同じ方法で空を走れるはずだ。
「な、なるほど……確かにそれなら…」
「よし、ならハクはハングとアルルを、ゴルドはアンナを、アーシュはデュラン、俺はシャルを抱えて空に逃げるぞ」
「ちょ、ちょっとたんま!私やった事ないのよ⁉︎」
初めてでデュランを抱えて飛ぶなんて無理とアーシュは抗議した。それに俺はチョイチョイと手招きし耳打ちする。
「デュランを触り放題だぞ?」
「やります!私やります‼︎喜んでその役目やらせていただきます!」
アーシュはその一言でやる気を漲らした。グヘヘとおっさんの様な笑いを漏らしている。
「シャル、隔離空間解いたら風魔法でこの周りを吹き飛ばしてくれ」
「うん、任せて」
シャルステナは俺にお姫様抱っこされた状態で頷いた。その頬は若干赤く染まっている。
「みんな用意はいいか?カウントするぞ?」
皆パートナーを背負ったり抱っこしたり、いつでも飛べるの様な状態だった。
ハク達のペアは至って普通。しかし、他はそうでもない。
ゴルドは実にだらしない顔でアンナをお姫様抱っこし、アンナは視線を遠くへ向けて赤くなっている。
一方、アーシュペアは凄く独特な雰囲気が漂っていた。
ゴルドとそっくりな顔をしたアーシュと、それにお姫様抱っこされる筋肉質な男。アーシュはとても満足そうだが、デュランは無だ。その顔に表情が全く浮かんでいない。
「……4、3」
「風の記憶、吹き落ちる風となりて怪訝せよ」
「2、1、解除」
「バーストウィンド‼︎」
隔離空間解除と同時に空から地面に風が落ちた。それは地面にぶち当たると行き場を求め、周りへと吹き荒れた。
「きゃぁ‼︎」
「固定」
バランスを崩かけたアーシュの体を固定した。そして、風が止むと同時にそれを解除すると、腹の底から声を出す。
「全員飛べぇーー‼︎」
一斉に空へとジャンプ、または飛び上がる。
俺はアーシュがちゃんとついて来てるか確認しながら、高度を上げていく。
人がゴミのようだ地点よりも若干低い位置で集まると下を見下ろした。
ミューー‼︎
俺たちがさっきいた場所は既にラフロシアで埋め尽くされていた。
「シャル何匹やれる?」
「そうねぇ……相手がA級だと考えると、ユニーク使って250ってところかしら」
ユニークか……てか、ユニーク使えば俺一人でやれるんじゃないか?
やれそうだな……
無限炉の扉の鍵は今俺の腕の中にあるしな。
「よし、全員遠距離攻撃……」
全員で眼下に向けて一斉砲火を指示しようとして、思い留まった。よく考えれば、アーシュ達は殆ど戦力にならないだろうし、ゴルドは魔法が苦手だ。
「出来る奴だけ、下に向けて攻撃しろ」
俺は考えを改め、指示を変えた。
「ウィンドルバスター‼︎」
詠唱なしで上級魔法を発動したアンナ。お前のその微妙に優秀なところは何なんだ、と口にしたくなった。
アンナの発動した魔法は風の鉄槌となってラフロシアに振り下ろされた。まるで見えない巨大なハンマーに押し潰されたかのようにラフロシアの体が縮む。
そして、その体内の樹液?が行き場を求め、その肉を破り吹き出た。
「ピィィーー‼︎」
どこから出したんだと言いたくなる量の氷を口から吐いたハク。それはブレスというよりは氷柱の雨だった。放射状に広がった鋭く尖った氷は、容赦なくラフロシアをぶち抜いていく。
「僕も負けてられないなぁ〜」
「えっ……ちょ、な、何すんのよーー‼︎」
アンナが突然悲鳴をあげた。一体何だと振り向くと、宙に放り出されたアンナと、その真下で両の手重ね、掌を真下に向けるゴルドの姿があった。
出来る奴だけって言ったのに……
「魔砲‼︎」
それはただの魔力だった。ただし、それは相手を殺す弾丸でもあった。俺の魔爆と似て非なるそれは、いわば指向性を持たした魔爆と言っていい代物だった。
破壊のエネルギーを進行方向に、障害となるものを全て砕き突き進む破壊の光線。ラフロシア達の体は堪える事は叶わず、粉々に崩れ去る。
所詮は花というべきか、A級にしては脆い体だ。
「よっと」
「あんた‼︎次やったら殺すわよ⁉︎」
両手を開ける為にアンナを放り投げたゴルドにアンナがキレる。スポッとゴルドの腕の中にはまった状態では怖くもなんともないが……
「あっ」
アンナにキレられたゴルドが何かを思い出しかのように素っ頓狂な声をあげる。
「な、何よ?」
そんなゴルドの声に嫌な気配を感じ取ったアンナ。
「魔力なくなっちゃった」
やっちゃったと憎めない笑顔を作ったゴルドが噴射していた魔力がプスプスとガス切れを起こし、止まった。
「このおバカァーー‼︎」
アンナの悲鳴を携え、2人揃って仲良く落下。事の成り行きを呆然と見ていた俺はそこでふと我に帰る。
「ハッ!このどアホーー‼︎」
慌てて落下する二人を追いかける。
「ははは〜、どうしよ〜」
「いやーー‼︎こんなお馬鹿のせいで死ぬなんて絶対嫌ーー‼︎」
お気楽過ぎるゴルドからは全く緊張感が伝わってこない。一方、アンナは若干涙目になりながら、悲鳴をあげる。
下には落下してくる2人を待ち受けるようにラフロシアがスタンバイ。それでなくてもこの高さから落ちたら、この二人でも命はない。ゴルドが魔装すれば、どうにかなるかもしれないが、お馬鹿な彼は既に魔力を使い果たしている。
「シャル!」
「うん!わかってる!トルネード‼︎」
詠唱破棄のトルネードがゴルドとアンナを助け、いや襲う。
「うわぁぁあ!」
「キャァー‼︎」
グルグルと回転しながら巻き上げられる2人は揃って悲鳴をあげながら目を回す。
「よし、隔離空間‼︎」
竜巻の上昇気流と重力が釣り合った一瞬2人の体が空中で停止する。その瞬間2人を隔離空間の中に閉じ込めた。
あっぶねー。ギリギリセーフ。
「ったく、いらん魔力使わせやがって」
「よ、よかった〜」
下を見れば、人が粗大ゴミのようだ程度の高さしかない。この位置は危険だ。攻撃が届かない距離じゃない。
すぐに離脱しようとして、俺は一瞬止まった。脳裏で先程のゴルド達の落下風景がアーシュ達に置き換わった。
「仕方ないか……」
俺は切り札を一つ切ることにする。一度しか使えないからディクに備えて出来れば残しておきたかったが、アーシュ達が落下しないとも限らない。
切れるうちに切っておくのが利口だろう。
「シャル、こいつら全体を巻き込めるトルネードを発動出来るか?」
「出来る、と言いたいけど、それをするとたぶん私の魔力が尽きちゃう」
「ユニークを使っても?」
「うん。それでもギリギリ」
つまりチャンスは一回ポッキリと。
「よし、じゃあ頼むよ」
「了解。風の記憶、荒ぶる嵐を巻き起こし天へと登れ
」
詠唱途中でシャルステナの全身が光輝いた。それは半年前に見た彼女のユニークスキル。魔力を数倍まで回復、さらに身体能力を上昇させるという反則系スキル。
そんな反則系スキルによって増やされた彼女の魔力は合計10万に届かん程だった。
余りにも巨大な魔力。もし俺が使っていれば、魔力暴走を引き起こす事は間違いない。そんな量の魔力をシャルステナは完璧にコントロールしてみせた。
「トルネード‼︎」
直径1キロを超える巨大な竜巻。その大きさに比例しその場にいるものを容赦なく飲み込み巻き上げる。
その風の嵐に自分達が飲み込まれる寸前、俺はシャルステナと共に大きく飛び上がる。
「置き土産だ」
収納空間から大量の黒くて丸い玉が落ちた。それはトルネードに巻き込まれ、全体的に拡散する。
「喰らえ。金の力‼︎」
腕の中のシャルステナがズッコケるようにガクッとなった気がした。
金の力、1500万ルトで購入した大量の爆破魔石が竜巻で広がりながら、同じくグルグル旋回中であったラフロシアにぶち当たり、爆発。さらに連鎖的に爆発を繰り返す。
それはまさにエクスプロージョンとでも呼ぶべき爆発。
「思い知ったか、金の力を」
眼下で起こる爆発の連鎖が止まらない。およそ500個の爆発魔石があます来なく竜巻を爆撃で覆い尽くす。
およそ1分の間絶え間なく爆発音が鳴り響き、ラフロシア竜巻は真っ黒な竜巻へと姿を帰る。
「また、魔石屋に注文しねぇと……」
煙に覆われた地面を見て、俺は補充の為の金の計算に移っていた。金の力はやはり強力だ。
ふとした思い付きで実行した『金の力』。それは思ったよりも強力で、A級がこれだけいてもお手軽に倒せる事が分かった。
これはいい金の使い道かもしれない。無駄に金が余っている俺はそう思った。
異夢世界を読んで頂きありがとうございます!
本日の一言。
自分の誤字の多さに呆れるカシスであります。
もうビックリ……
思わず仰天ニュースに投稿しようかと思うぐらいビックリです。こんなダメダメなカシスですが、どうぞこれからもよろしくお願いします。




