非日常の始まり
初めてとなります、よろしくお願いします!
美術室の日当たりの良い席のため、私は睡魔におそわれる
今は部活中だけど仕方ない不可抗力だ、うん。
あれ?意味あってるのかな…駄目だ頭が回らない…!
とうとう眠気に負け目を閉じた。
……お休みなさーい……。
ついでにアニメの夢を見たいな
そんなことを考えていたらいきなり頭に激痛がはしった
どうやら頭を叩かれたようだ。
「ぐふっ!!?」
突然のことで乙女らしかぬ声を出す私。
本当に恥ずかしい。
この野郎と、叩いた犯人花奈を睨むと、はんっと鼻を鳴らして余裕顔
……ちくしょう!!腹たつ!!
「起きろ馬鹿!部活中だよ!」
そんな私の気もしれずに説教をする花奈。
それお聞き流しながら今何時だっけと、時計を見る
針が差しているのは午後の五時半
日が短くなっているこの季節にとってもう帰る時間だ
そして
「私の好きなアニメがやる時間‼︎!」
帰る準備を急いで行い出口のドアに走って向かった
「ちょっと!」
花奈は元から準備していたらしく一緒に帰る、と急いでついてきた。
出口のドアを開けると、そこには見た事もない街で色々な人達がいた
その人達をよくよく見ると獣耳が付いていたり民族の衣装らしきものを着ていたりと
明らかに人間ではなかった。
「どうゆう事なんだろうか…」
困惑を隠しきれない、それは花奈も同じのようだ。