プロローグ-----酒は呑んでも飲まれるな-----
高一の冬…俺柳誠一は彼女…三代聖奈と出会った。
その時俺は酔っていた。
好きだったクラスの女子に振られて
自棄になっていたんだ。
Γンッ…頭いてぇ~」そう言って目を醒ますと俺の上には裸の女の子が
"結合したまま"俺の首を腕で抱きしめながら寝て居た。
………?…………何故にホワイ!?えっ!?何!?なんなの!?
俺昨日は振られて自棄になってこの見た目二十代後半の顔を活かして独りカラオケ酒飲み放題プランで夕方まで飲んだくれて…。
ヤバイ……………それ以降記憶がない……記憶がないぞぉぉぉぉぉ……オァァァァ!
とりあえずこの女の子から我が愚息を抜かねば.....ふおぉぉぉぉぉ....
ちゅくちゅくして気持ちぃぃぃぃ!!
愚息が元気になって来たで御座る。
「アヒンッ\\\」
女の子が悩ましい声をあげて悶える。
(ヤベッ!?起きちまうか!?)
戦々恐々としながら愚息を抜き彼女の顔を見ないように退く
(悪いけど覚えてない事で責任取りたくないんだよね....さらば見知らぬ少女よ!!)
心の中でそう思い急いで服を着て立ち去った。
学生証を落としている事に気付かずに..........
--------1ヶ月後------------
キーンコーンカーンコーン...........
終了のチャイムがなり愛車のズーマーに跨がり帰り道をひた走っていると女の子がしゃがみこんでいた。
「大丈夫か君!?」
誠一はズーマーを道の脇に停めて駆け寄る。
「はいっ大丈夫です誠一さぁん!!」
「えっ!?」
バチッ!!.........ドサッ!!
誠一は突然の衝撃に昏倒してしまう、少女が誠一にスタンガンを押し当てたのだった。
「1ヶ月前の責任とってもらいますよ貴方♪」
少女はうっとりと蕩けた顔で呟いた...
「いってぇ......」
ボンヤリとした意識が覚醒に向かい、視界がハッキリしてくると目の前には先程声をかけた少女が足を組んで座って居た。
「お目覚めですか誠一さん♪」
少女は笑顔で声をかけて来たこんな犯罪まがいな....事をしておいてだ....
「ッ.....!テメッいきなり何てことしやが「1ヶ月前の事覚えてないのですか?」」
ビクンッ!!1ヶ月前という単語を聞いて俺は震えた...
まさかあの時の少女なのか....だとしたら復讐?
ついてねぇ...てかなんで俺の身元がわれてやがる!
あまりの事態に頭が付いていかない。
「な...んで...身元が...復讐?」
譫言のように呟いた俺に少女は笑顔でつかつかと近より俺の両頬を
掴み擦りながら
「アハッアハハハッ!!復讐?とんでもない!
私はただ誠一さんを貰いに来ただけですよぉ~!
嫌がる私を押さえつけて何度も何度も無茶苦茶に貪って...あれは誠一さんが私を愛し過ぎちゃったからですよねぇ!!
私解ってますから!!誠一さんの気持ちぃ!!なのになんで居なくなっちゃうんですか?」
少女は途中まで恍惚の表情で話て居たが、最後まで言い終える頃には俺の頬を擦るてを止めて無表情で俺の瞳を見詰めた。
「.....覚えてない」
「.............えっ?」
少女は固まった。
「覚えてないんだ気付いたら俺の上にインサート状態でうつ伏せのまま気を失っていた君....そもそもが顔を見ないように退いて逃げたから君の顔も初めて見るし名前も知らないゴメンネテヘペロ!!」
もう少女が怖すぎて開き直りふざけた俺は悪くないと思うの。
「え?え?え!?ふざけないでください!!私は見も心も貴方の物なのに貴方はそうやってはぐらかせるんですか?許さない貴方は私の物私は三代聖奈これで私の事を知れたね!良かったねねぇ私の事好きになった?ねぇ!ねぇ!ねぇぇぇぇぇ!!」俺の顔をギリギリと指で締め付けながら焦点の合わない目で叫ぶ
「わかった!愛してる!愛してるから!指やめて痛いから!」
「本当に?良かったぁ~私これ以上焦らされたらなにするか判りませんでしたよ誠一さん...ンチュッ....」
とりあえずこの場をしのぎ脱出するために適当を並べると聖奈は嬉しそうに俺の首筋に吸い付いた後スマートフォンを取りだし何処かに連絡をかける。
「鷲頭。こっちは無事に旦那様をゲットしましたので旦那様のご両親を解放して差し上げて~」
え?今なんて?旦那様?ねぇ俺いつの間にか結婚前提になってる?
というか俺の両親拐ったの?
恐怖の余り喉がカラカラである。
「せ、聖奈さん?俺の父さん達に何したの?」
聖奈は嬉しそうにうねうねと踊りながら。
「やだなぁ呼び捨てで良いですよぉ~♪誠一さんがもし解ってくれなかったら私の御父様の組の方達に頼んで少しひどい目にあって貰うつもりでした♪」
「Oh.....」
もしかして俺はとんでもない女の子を犯してしまったのかも知れない。




