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アイリと買い物 01

今日は朝早くにアイリに起こされ市場に向かう。


食料品を選ぶアイリはどこか機嫌がよさそうだ。

思えばこうして誰かと買い物に来るのは久しぶりだ。


「クロードは何か食べたいのある?」

「そうだな、果物をいくつか欲しいかな」

「今の季節だとさくらんぼとか桃かしらね」


技術の発達で旬な時期以外にも採取できるようにはなったもののやはり旬の物を買った方が美味しいし安上がりだ。


午前中は食料品を買い求めるので潰れてしまった。

午後は1回家に戻り昼食をとった後、衣類を見たいというアイリの要望によってもう一度町にでる。


衣類をあれこれ吟味しているアイリを横目に少し視線を彷徨わせれば自分が破壊してしまった工房に目が止まる。

見た目はすっかり元通りになり時折、カン、コン、と鉄を打つ音が響いてくる。


いつの間に戻ってきたのかアイリに少し心配そうな顔をされる。

「忘れてた、農具を少し頼みたいのだけどここで待っている?」

「いや、一緒に行くよ」

こうしてアイザック工房に再び訪れるのだった。

 

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