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転生したけど失敗したので引きこもろうとしたら追い出されて幼馴染に拾われました  作者: 髙龍


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冒険者学校 01

冒険者学校へと入学することを決め試験に向けて準備を進めていく。


試験日当日を迎えアイリと共に冒険者学校の門を潜り案内に従って建物の中に入っていく。

「頑張ってね。クロード」

「アイリこそミスするなよ」

試験番号に従って教室の番号の書かれた席に座ると間もなく試験官が入ってきた。

午前は簡単な筆記試験だった。

解凍欄を順調に埋めていき、最後に間違いはないか確認していると試験官のそこまでという声が聞こえてきた。


お昼になり学校内にある食堂でパンと野菜スープを食べながらアイリと雑談に興じる。

知らず知らずのうちに緊張していたのか緊張が解れたのがわかる。


午後は魔法を使った的当てで火魔法を使って的を撃ちぬいていく。

5発中3発が当たった。

コントロールに難ありといった所だろうか。


次は試験生同士の模擬戦のようだ。

学校側が用意した刃の潰した武器を使って戦うようだ。

自分の番になり武器棚から剣を選び対戦相手の方を窺う。

相手は大剣を使うようだ。

試験官からルールの確認が行われる。

「魔法の使用はなし、試験官のそれまでという声かギブアップというまでが試験は続行される」

試験官の声を聴きながらどう戦うかを考える。

片手直剣で大剣の攻撃を受けるのはできれば避けたい、回避して隙をつき仕掛けていくしかないだろう。

「それでは試験開始」

相手は開始と同時に猛ダッシュをし大上段からの一撃を打ち込んでくる。

慌てて後方に飛びその一撃を回避する。

相手は回避されるのを織り込み済みだったようでそこから素早く剣を戻し連撃を仕掛けてくる。

右に左に回避を続けながら隙を伺うがリーチの差で中々機会が訪れない。

相手の膂力は大したものだが流石に息が切れてきたようだ。

刃を戻した瞬間を狙って鍔ぜり合いの形にもっていき強引に膠着状態を作る。

力比べをするように見せかけ相手が力んだ瞬間を狙って身体を回転させ相手の首元に剣を当てる。

「そこまで」

どうにか勝つことができたがこちらも体力がぎりぎりだった。

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