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パーティー 01
収納魔法を覚えた翌日、冒険者組合に顔を出しパーティーを組んでくれそうな相手を探す。
暇を持て余したアイリも一緒だ。
「ん?そこにいるのはクロードとアイリか」
「ロイか、久しぶりだな」
気軽に声をかけてきたのはロイ・アッシュベル孤児院出身の同級生で冒険者になったしっかり者。
「こんなところにいるってことは依頼か?」
「いや、ちょっとダンジョンで狩りをしたくて入れてくれそうな所を探してるとこ」
「俺の所に入ってみるか?」
ロイは魔法は仕えないけど剣の腕は確かで学生時代から休暇は冒険者に混じって小遣い稼ぎをしていた。
「歓迎しますわ。神官のミランダと申します」
「今はミランダと一緒に低層を中心に狩りをしている」
「僕はクロード、火魔法が使えます」
「私はアイリ、水魔法が少し使えるわ」
自己紹介を簡単に終わらせ4人でダンジョンに向かう。




