ハティの乱舞と神々の接触.18
下手なデッサンで、イラスト描いていますが人型を描くのは難しいです。
魔物にしても人にしても人型の骨格は、スムーズに描けないです。
まだまだ精進致します。
宜しくお願い致します。
[121話]・・・・・[従魔のLv上げ]・・・・・
流石深夜だから、人通り無いな!まぁハティのLv上げだからな!都合が良い♪
取り敢えずダンジョン内に入ろう。
焔は木の大木を装備してハティを肩に乗せたまま、階段を降りたのである。
ハティに10メートル先を歩かせ魔物が出て来たら即座に倒せと指示し、焔は出現した魔物を、片っ端から2㎝ほどの木針を爪で削ぎ放ち攻撃した。
一撃で倒したら意味ないから、微々たる加勢の攻撃をしたのであった。
チクッと刺す程度の攻撃だ!ハティのステータス確認したが、この世界の生き物にしては、強すぎた…
《焔》が言うには、私との【従魔契約】の時点で、私の従魔に相応しい強さを、
得たらしいが、各種基礎能力値が初期段階で10万越えは、ビックリだな。
<キュイー>
ふむ!フロアボスを倒しながら階層進めれば、経験値も倍々だから、Lv200くらいにするのは、難しくないだろう。
シルフィとパーティするにしても、この戦闘方法しか出来ないからな…
従魔のハティが私の代わりに、パーティーの役割を果たしてくれれば、シルフィも文句無かろう。
いや…あるかも知れんけど、強引に通す!異世界に行けるだけ十分過ぎる経験だろうからな!他神をパーティに誘う時点で、何か企んでいるのは明白だしな。
他のユニオンの者達を信じられる訳がない!ましてや【人神】の眷属だからな!竜種族以外信じる必要もないのだから。
各種基礎能力値だけでも、ハティの方がシルフィより断然強い!
しかし、個人スキルが《属性ボイス》と《ブリットボイス》と《属性ウイング》と《ショットウイング》では、【ヴァイス】の魔物は、辛いだろう。
テイル系スキルや爪系スキルが欲しい所だな!ブレスも悪くないが、《属性ボイス》等があるから、ブレス無くても問題ない。
ハティは、従魔になったばかりだから、己を守る程度しかまだ出来ないだろう。
パーティを守る意識が持てる様に、余裕を与えないとな。
<キュッイー><バボオオオォォォン>
《竜従の守り》のスキルだが、私の作成したスキルだから竜種ではないハティが、このスキルを持つと、《竜神》の一部の効果を、得られるのだ。
例えば《経験の宝具》は、竜種が同パーティの場合経験値5倍の【恩恵】を受ける。
種族が違う場合は、倍の経験値だ!《竜従の守り》は、同種と認知される効果がある。
<キュイー!><カッキイイイィィィン>
何だかんだ考察しながら加勢してたが、もうLv21か…ぱねぇな…
[念話]
ハティ!
<キュイ?>
周りの魔物倒したら私の肩に乗りな!
<キュイ♪>
[焔の従魔だけは、念話であっても人化しない限り言葉を話さないのじゃ!理由は、焔が可愛いもの好きである為に、言葉で返されると、微妙にテンション下がるのじゃ!
それ故に、従魔契約の時点で制限が掛けられている!契約精霊の巫狐は、精霊語は、念話故に話すが精霊語で話している際に、耳では可愛い鳴き声が出ている為!満足しているのである]
5階層まで行ってウェアラット倒して、より経験値を稼ごう。
焔は、ハティを肩に乗せ《ウィンド.ラン》《エア.ラン》《エア.ウイング》を発動し、《神速》で階段を次々と降りフロアボスの間に向かったのである。
5階層フロアボスの間。
【一方】
(ハデス)何か可笑しなことをしているな?
(ケレース)そうですか?
(ハデス)ん?可笑しくないか?
(ケレース)あれは、【シルフェン】ですよね?多くの神々が従魔にしている。
(ハデス)うむ!
(ケレース)ああ!?なるほど!【シルフェン】を従魔としたか…確かに今までのあの者なら、あの【シルフェン】を従魔とするのは、可笑しいですね!
(ハデス)うむ!自分で神であると公言する様なものだからな!情報を隠し通していたのに、何故今になって…
(ケレース)もしや、従魔とした【シルフェン】を知らないのでは?
(ハデス)なるほど!神以外になつかない生き物だと知らねば、納得行くな!
(ケレース)可笑しいと言えば、あの【シルフェン】が装備している防具?服?あれって…【神器】ですよね…
(ハデス)なっ!?あの者と同系統の【神器】防具だ…と…!バカな…【シルフェン】にあれほどの防具を与えたか!
そんなにポンポン与えられるモノではない筈なのに、やはり接触せねばならん様だな。
(ケレース)ですね…情報が足りません…せめてあの【神器】の事が解れば、推測可能でしょう。
其に、あの者には我々があの者を見ている事が、バレているみたいですからね…
(ハデス)うむ!全く恐ろしい参加者だよ…【人神】でないが為に解らぬことばかりだな。
(ケレース)ですね!接触はいつ頃に致しますか?
(ハデス)早い方が良いだろう。
(ケレース)問題は、ダンジョン出ると即座に《転移》や《神速移動》されてしまうって所ですね…
(ハデス)ダンジョン内の階段前で、出てきた所を捕まえるしかあるまい。
(ケレース)粗相無き様に丁重にですね!私が行きましょうか?
(ハデス)じゃな!ケレースの美貌なら、あの者も警戒を解いてくれるやも知れん。
(ケレース)美貌だなんて…♪
(ハデス)見ていたのが、神と知っているだろうから、神以外には付いて来ない可能性もあるからな。
(ケレース)確かに!準備しておきます。
(ハデス)任せた。
【一方】
焔とハティは、ギガントードやエルノーイルや鉄巨人やキマイラブレイまでのフロアボスを葬り去り67階層まで進め!
ハティのLvが188まで上がった…初期の【シルフェン】だから、Lv上がり良いのかな?まぁ十分だ!《神速》で階段を登り帰還に向けて移動していたのであった。
約30分程で神速移動し最上層に辿り着いた。
階段を登り切った所に、妖艶な美しい女性が居たのであった。
[122話]・・・・・[焔の正体]・・・・・
ふむ!あれは、【女神】だな…しかもダンジョンに潜る度に感じる気配だ…名を聞けば多少どういった神か分かるかもな…
(ケレース)宜しいでしょうか?貴方様をお連れしたい場所が、あります。
どうか御同行頂けませんか?
「焔」ええ良いですよ。(悪意は、感じないもしかしたら、争奪戦を催した意図が読めるかも知れんし付いて行こう)
(ケレース)此方です。
最上層の中央一番奥に、壁がスライドし階段が出現した。
(この女神…派手な服装だな…)
ふむ!玉座の間か…鎧を身に纏った者が居るな。
(ケレース)お連れ致しました。
(ハデス)ご苦労。
「焔」さて、私に何用かな?
(ハデス)此は失礼致しました。
私は、このダンジョンを《創造》した一柱のハデスと申します。
そして、この者は。
(ケレース)私もこのダンジョンを《創造》した一柱のケレースと申します。
「焔」なるほど!冥界.豊穣.地下を司る【人神】のハデスか。
豊穣.地母.地下を司る【人神】ケレースか。
私は、異世界の《竜神》焔という者だ。
(ハデス&ケレース)やはり《竜神》でしたか。
そして、我々の名を聞いただけで、司るモノを言い当てた。
貴方様にお聞きしたいのですが、貴方様の装備されている防具は、【神器】ですよね?
「焔」ああ!確かに【神器】だね。
(ハデス&ケレース)その【神器】は、何処で入手された物なのですか?
「焔」(やはり防具に食い付いてきたか…【鍜冶魔竜師】である事を話すべきか…だな…この防具に食い付いたって事は、
宝玉や神としての興味より【神器】の方が気になる様子だな…私を此処に招待する程気になっているか…
探りを入れてきた…か…どう動くか知らんけど、素直に話して動きを見るしかあるまいな)
私が作成した防具さ。
(ハデス&ケレース)貴殿が作成!?幾ら何でも普通に作成出来る代物じゃない!?
「焔」私は、《鍜冶魔竜師》なのだよ。
(ハデス&ケレース)貴殿が、《鍜冶魔竜師》!!!?貴殿程の竜神が作成したから…その【神器】の練り込まれし【神気】が凄まじいのか!!!?
「焔」そうなるな!但し《魔竜師》とは、基より竜種専用の武具鍜冶師故に、凄まじくて当然だ。
竜種の為の鉱石や神故の神石を生み出したりして作成している。
《魔竜師》とは、そういうものなのさ。
(ハデス&ケレース)我らにも魔竜師様の武具を頂けませんか?お願い致します。
「焔」とんちか?竜種専用と言ったではないか 私は、種の珠で人族になっている。
擬骸で融通するのは、面倒過ぎるな(【人神】の目的が【神器】なのは、知っているが【神器】を与える気がないんだよね)
それに、我が惑星には《魔竜師》がごまんと居る!別に私で無くとも良かろう?(神鍜様の力を分けてやる気がないから、他を当たれと言いたいだけだが…)
(ハデス&ケレース)何と!!?《魔竜師》がそんなに!!?
「焔」私は、免許皆伝しているが、お前達が、《魔竜師》の武具が欲しいなら、我が惑星【ヴァイス】に来るべきだろう。
私は、個人の為に《魔竜師》をしているのでな!他の者なら請け負ってくれるやも知れん。
(ハデス&ケレース)何と!!?個人の為の《魔竜師》でありましたか!【ヴァイス】には《魔竜師》が未だ現存していたか。
そして、《竜神鍜冶魔竜師》が、【ヴァイス】には居ると…あらゆる異世界で《魔竜師》は、廃れたとされている。
もう1つお聞きして宜しいですか?
「焔」ん?構わんが(おいおい…ヴァイスを知っている風だが、何かすっとんきょうな事言ってねーか?アルザの存在に気付いてないのか?)
(ハデス&ケレース)【ヴァイス】に《竜錬術》は、まだ現存していますか?
「焔」当然だろう?《魔竜師》が存在イコール《竜錬術》の存在は、当たり前の事だ。
《魔竜師》の扱う鉱石には、《竜錬術》でしか生み出せない【賢者の石】を錬成せねばならない!《竜錬術》で殆ど錬成して作成されるのが、
《魔竜師》の【神器】武具なのだからな。
(ハデス&ケレース)何と!!?では!?魔竜師が存在しなくなると竜錬術も無くなるのですか!?
「焔」そう言っている!バカみたいに文明進化させりゃ良いってもんじゃないんだよ!文明が進み楽出来る様になると、竜種も面倒になるんだよ色々とな。
(ハデス&ケレース)文明!!?文明が進み過ぎると…竜種も楽出来る方を選ぶのか…しかし人は、文明を進めれば、
其だけ死を身近に感じる状態にならぬ…その文明を、竜種も一緒に進めてしまった結果最古の技術が廃れたのか…
「焔」【人神】ナンナが言っていたな!惑星に住む者が、文明を何時までも発展させないことに、うんざりしたってな。
オーディン含む7柱の【創造神】は、文明を発達させない惑星を、捨てこの【テラ】に来たとな!
(ハデス&ケレース)オーディン様!!!?神々の王オーディン様ですって!!!?貴方様の居られた世界は、オーディン様が《創造》された惑星だったのですか!?
「焔」そうだ!結局お前達は、《魔竜師》を自ら廃れさせていたのだ!文明を発展させれば、竜種も質より量を求める様になるし、
簡単に食料を得られる様になるなら、《竜錬術》の様な《神気》を練って面倒を被る必要もなくなる。
文明が進めば、簡単に入手出来る物を代用すれば良いのだからな!便利になれば、どんな生き物も楽な道を選ぶようになるのさ。
【ヴァイス】が文明を進めないのは、竜種が主軸の世界だから、人一人が文明を口にする事がない世界だからだ。
食文化を発展させたが、文明が進むのと違いより旨い物を多く手にする為に、怠惰ではいられない!其が《竜錬術》をより活性化する役割となる。
お前達【人神】は、文明を口にして便利な世の中を構築していったが、竜種も同じ道を進めば怠惰にもなる…技術を廃れさせ力を削いだのは、【人神】の傲慢が招いた結果と言えよう。
今になって最古の技術が廃れた理由に気付くとは…な。
[此処で、焔の秀でた能力を解明させよう。
ニュクスにより死を与えられし焔の記憶領域には、数多の流転記憶が存在していたのじゃ!前前世以外にも流転してきた記憶があったのじゃ!
どうも焔は、前前世も前前前世も前前前前世も記憶を保ち流転してきていたのじゃ!人族や虫や魔物やエルフ他に勇者や賢者等々も流転していた様じゃ!
焔の流転は、輪廻とは違うのじゃ!流転の始まりは、【転職神】に願う際に、勘違いさせてしまった事から、流転する事になってしまったようじゃ!
焔の始めにいた世界は、魔導世界であったが、【転職神】が魔導世界に住む人族の職業を決める世界だった事から、勇者として貢献した焔の願いは、
この魔導世界の職業を自在に選べる様にして下さいと、いうものだったが、何を勘違いしたか…焔を輪廻からの解脱による流転となってしまったのじゃ。
生きて死に、記憶を持ち転生しまた生きて死に、記憶を保つと続けた結果!焔の記憶領域には、数多の経験の蓄積による数多の知識を有していたのじゃ。
輪廻転生は、死した後魂の浄化や記憶や人格を消去した後に、転生させられるのじゃが!流転の場合は、死した後なんの処置もせず、【流転神式】の導きで転生する身体に案内されて、転生するのじゃ。
前前世に【人神】ゼウスにより肉体と魂にズレが生じさせられた事で、流転の記憶さえも封じられた形になったのじゃ!焔にとっては、最大の悲劇じゃ!
浄化がされておらんのだから、流転の記憶が無ければ、浄化の対処も出来なかった訳じゃからの!挙げ句流転の記憶が封じられていたからこそ、
無駄な人生を前世送る羽目になったのじゃ!記憶が全くない状態は、輪廻転生してきた者達とは、全く違うのじゃ!輪廻にある内は、記憶領域に多少なりとも神からの啓示を与えられておる。
焔には、対処する方法としての記憶が封じられていた事で、何の対処もしていないし記憶にないが為に、地獄の前世でしかなかったのである。
地獄とは、肉体と魂がズレた事により死した者達の言わば悪霊や現世に憎しみや妬みを持つ存在や妖怪やあやかし等が、肉体を欲して、集まってきておったのじゃ!
時に乗り移られたり夢遊病の様に身体を操られたり意識を奪われ、気付いたら見知らぬ地に居たりと、幼い日々からずっと悪霊に付け狙われ!
幼稚園や学校に通える年に為れば、一層酷い仕打ちに遭い人間も悪霊も全てを憎む様になっていた。
人は、強く生きればどんな困難でも打ち払えるだの、意志が弱いから漬け込まれるだのそんな事を言っていた矢先何かが無くなれば、冤罪を吹っ掛けるんじゃ!
盗みや詐欺や裏切り等数え切れない悪事を、冤罪で埋め尽くされて行く日々!怨み憎しみを持たぬ者は、居らんじゃろ!
【そんな日々を過ごして死後焔は、死を求めたのか?違うのじゃ!宝玉を得る事で、神鍜様の力が解放されていき!怒りや憎しみは、残ったが怨む所を変更させたのじゃ!】
ニュクスの【謀】による転生で、流転による転職神の【流転神式】が消失したのじゃ!【流転神式】の消失理由は、魂と肉体に一切のズレが無くなった事により、
前前世に、焔の魂に我等の魂を融合させた事が起因しておるのじゃ!そして、神鍜様に気に入られたのも流転してきた記憶領域の知識が、神鍜様を魅了したのじゃ!
我等は、勘違いをしていたのじゃ!科学化世界の転生って所を、焔は流転で科学化世界.速進化世界.遅進化世界.魔導世界.機械化世界.崩壊世界.魔界.絶界.等々!
数多の世界に生き死にしておったのじゃ!【人神】ゼウスが行った非道は、魂と肉体をずらした状態での転生じゃ!
神鍜様や我の事を焔は感謝していると、言っておった!流転からの解放が神との融合で、消失したからだと。
我等がやっとこの焔の流転の始まりの記憶に、辿り着けたのは最近じゃ!数多の記憶から、始まりを探すのは苦労したのじゃ!
其処で知った事じゃが、焔の流転は数億年に及ぶ流転をしておったんじゃ!これ程長く流転し続けた者は初めて見たんじゃよ。
【人神】とて!生命を生み出したても、実際生み出したた生命に、魂を転生させ寿命を費やす様な真似は、せんからの!焔は、それら全てをし全ての記憶を蓄積してきたのじゃ!
それ故に、神すら知らぬ知識を有した存在なのじゃ!生命でしか知り得ぬ知識!生命として生き死にをしてきた経験!あらゆる世界の生命知識や戦闘知識や技術知識や魔導知識や科学知識そして鍜冶知識じゃの。
そして竜神神鍜と竜神鏖魔との魂の融合じゃ!神として焔を越えられる神は存在しないんじゃよ!結局【人神】など神としての力を得たら、先を目指さんということじゃの!じゃから面白くないんじゃ!
竜神に認められる存在とは、考えを止めず突き進む者にしか与えられないのじゃ!数億年と流転しておるのに、全力で物事への対処をする焔は、竜神を魅了したのじゃ。
焔は、このテラに来たときに全ての流転の記憶を己のものと出来たのじゃ!前世封じられた記憶が、膨大過ぎて竜転生した時に全ての記憶が戻った訳じゃなかったのじゃ!
ニュクスによりダークエルフに魂を移したことで、封じられていた残りの記憶を取り戻したのじゃ!しかし、長きに渡り封じられていた弊害により、
記憶の端々が途切れ途切れになっておったのじゃが、我等で記憶の読み取りを進めながら、弊害を取り除き焔は、全ての記憶が甦っておるのじゃ!
焔の記憶は、素晴らしい知識じゃ!我等は、神としてやりきったと思い【神鉱石】に宿っておったが、生命を流転し得た知識は、我等神では決して得られぬ知識じゃった。
我等が焔に惹かれた理由が、流転による膨大な知識と相性と意識だったのやもしれぬ。
我等が【神鉱石】に宿る日は、もう永遠にないのう!まだ話すことは、あるのじゃが、焔の行動次第でまた話すじゃろうの]
有り難う御座いました。
また5日後辺りで更新したいと思います。




