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第5話 ハプニング発生?!

みなさんあけましておめでとうございます!


もうほぼ二カ月が経過しようとしていますがなんと小説を投稿するのは初めてということで。

私つい先月まではイラストレーターをやっていたんですが一緒に活動していた相方が本職で就くということで引退しました。

なので投稿もまぁまぁ増えてくるのではないかなと思います。

今回は第5話でございます。では本編をどうぞ。

セシアンお姉さんが不法侵入を炸裂させてから僕たちは夕食をとったあとに当然のことだが風呂を用意することになった。僕が一生懸命湯船を洗っているというのに


「おい希!この家にはてれびげーむはないのか!我は暇だぞ!」

「おいそうだぞクソガキぃ!とっとと買って来い!」


この有様だ。なんでお姉さんヤクザモード入ってるんだよ。


「もう洗い終わるから着替えとか準備しちゃいなよ。僕他人の私生活とかまるで興味無いから気にしなくていいよ。」


まぁ実際に興味がないわけだが。そのせいで何度クラスでボッチタイムを満喫したことか。


「いぃやそれはおかしいぞ希。男というものは×××で###で$$$だと聞いているぞ!興味がないわけが無い!」


ステフが強烈な一言をはなった。


「その年その顔その見た目でそんな言葉言っちゃあいけません!」


あの二人が来てから完全に僕のテンションが崩壊していることがよくわかる。そんなこんなでライル姉妹は入浴の準備を始めた。僕は今月の帳簿を書いている。


「では希!我々は風呂へ行ってくる!」


何を思ったのかステフは素晴らしいドヤ顔を僕にプレゼントしてくれた。


「あいよ、上がったら言ってくれ」


この現状においてこのちゃぶ台から動くことは完全なるスイッチになるわけで、ラノベや漫画ではこのタイミングで動けばとんでもハプニングが発生するという男性の諸君からすればとても嬉しいであろう出来事を引き起こすことができる。だがしかし、そのとんでもハプニングが発生した場合、漫画アニメの主人公であればヒロインに殴られたり蹴られたりと言うことが起きても生きていられるであろうが現実の人間が受ければ木端微塵という結末が待っているに違いない。

結論から合わせていただこう。


「動けば・・・死ぬ!」


そんな恐怖に脅される事30分前後。


「おい小僧、上がったぞ」


と、YM(ヤクザモード以後略)のお姉さんが登場。なんでYMやねん。


「わかったよ、じゃあ適当にゴロゴロしてて。ステフは?」


「消えた」


消えた?!と、昨日の僕なら叫んでいたであろう。だがしかし!今の僕はもう昨日の僕とは違う。いや割と本気で。


「どうしたの?協会的なところから招集来たの?」


なんて予想はもちろん当たるわけもなく、状況にも適応してきたので冗談を飛ばしてみた。


「あら、よく分かったわね、心読の能力でももらったの?」


あたった。当たってしまった。

別に当てようとしていたわけではないが当たってしまったのなら仕方がない。こういう好機はそう何度も来るわけが無い。なので僕はこういう時とことん状況を楽しむのだ!


「まぁね、いま姉さんが何を考えているかなんて直ぐにわかるよ。やってみると楽しいものだね。」


「だろだろ?」


「なるほどね、そういう理由でヤクザモードと普通モードを切り替えてるんだね。」


こんな簡単なハッタリが通じる訳でもない。そろそろ冗談もやめておこう。


「あ、バレちまったかぁ、そうなんだよ視界にある中央の物の色が赤寄りか青寄りかで決めるのもまぁまぁ楽しいぜ。お前の部屋は割と青いものが多いからな。(YM終了)あまり青いものは置かない方がいいわよ?気持ちが落ち着くっていうのもあるらしいけど…(YM開始)やっぱりロックに赤だろうよ!」


なんかめんどくさいなこの人。てかハッタリ通じちゃったよ。YMの切り替え基準ってそんな理由だったのか。「ドラゴン○ール」のスカウターかその目は。


「嘘だよ。心が読めるってのも嘘。」


「案外人を試すタイプなのかしら?」


「そうなのかもしれない。そもそもあんたらが人なのかも疑わしいけどね。」


「そりゃひでぇや。」


その後僕らはステフが帰ってくるまで雑談を続けていた。お姉さんとの会話は普通の人と話しているようでかなり弾んだ。


意外とこの先やっていけそうな気がした。

むしろ今まで何もなかった暮らしがとても楽しくなりそうで僕はワクワクしていた。

第5話いかがだったでしょうか。

今回は全体の距離が縮まるといった感じの内容でしたね。


また来週にでも投稿できるかと思います。


ではではまた次話でお会いしましょうノシ

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