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Grave of poetry X Ⅱ  作者: 敬愛


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「百合の花」/「美化」

「百合の花」


息苦しくて 

自分じゃない入れ物に入れられた

その魂は彷徨うばかり

愛せないよ 違うから 


のぞみは貴女の中にある

禁断の恋 許されざる行為

それでも神様を真っ二つに切り裂いて

そこから漏れ出す煙でこの壁を越えたい


快感の形が違うから 

だから私も貴女が好きなの 全て壊して

認めないで 貫いてよ


「美化」


灯がゆらゆら

揺らめくテーブル

美食家たちが食す物は 

世界でも珍しい珍味ばかり


その後皆鏡で自分の身体を隅々まで点検する


太っては いないだろうね

いやどうやら少し太ったようだ おめでとう


男はまた酒を呑みだした 

シャンパン ワイン 二つの味がスパークする

至福の時 これが最期の晩餐となるのも知らず

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