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「夏の陣」/「君は傷ついた小鳥」
「夏の陣」
グラスが風に吹かれる高原
あの日観た夢は現実となり僕等に襲い掛かる
歴史とは教科書に載ったものがすべてではない
男の浪漫 いつだって それは戦い 故にさすらい
口笛吹きながら 刀を磨く一兵卒
累々と積み上げられる未来の壁 踏み越えて
行くのだ 歴史の証人となるまで
あのグラスが風に吹かれる高原へ
「君は傷ついた小鳥」
君は傷ついた小鳥だったんだね
君が囀りを止めるなら僕も止める
そして誰もいない新世界へと二人
I love your tears
I love your angry face
君の全てを
砂雪美
お前は心ってここにあるんだよと
トンっと胸の辺りを叩いた
その形の良い双丘にそっと顔を埋めたいよ




