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デートの結果

私と 付き合える可能性が あるかもなんだし


って 私って 何様のつもりなんだろ・・・


等と 自分勝手な想像をしながら


家に辿り着いたのでした




「ただいま〜」私の声と共に奥から母親が


飛び出して来た


「おかえり〜 今日どうだった?」


「まぁ ぼちぼち楽しかったかな」


「ふ〜ん」と小さく何度も頷きながら


母は奥に戻って行った





私は自分の部屋に 向かいながら 思った


あれで 母は 分ったんだろうなと


部屋に戻り ベッドに横になった時 聡子から


電話が掛かってきた


「もしもし〜」私が電話に出るや否や


「今日どうだった?」


「まぁ ぼちぼち楽しかったかな」


「ふ〜ん」と聡子は 一言だけ


さっきと同じ会話なんだけど・・・


そう思ってると 聡子が唐突に




「実は私 和代に謝らなきゃいけない事が


あるのよ」


「え?何?」


「今日あの人が そっち行ったでしょ?」


「あ〜 やっぱり聡子の差し金だったのね」


「え?暴露てたの?」


「そ〜ぢゃないかと 思ってたのよね〜」


「ゴメン!ホントにゴメン!」




「甲斐君が どんな人か試したんでしょ?」


「そんな 試すだなんて・・・」


「もう その話はもう止めましょう」


「う うん それで 結局断ったの?」


聡子に聞かれて 言葉に詰まり沈黙が続いた




「和代? どうしたの?」


聡子の問いかけで ハッと我に返り


「あ いや 実はね・・・」


事の顛末をかいつまんで 聡子に話しをすると


「成る程〜 そうか そうか〜 ふ〜ん」


「な 何よ〜」




「あ いや いいんじゃない?」


「そうかな?」


「だって考えて 断る事も出来るんだから」


「そ そうよね」


「それに 甲斐君だっけ?その人の


思わぬ一面を 見られたしね」


「そ そうなのよ!びっくりしたわよ〜


甲斐君ったら 震えながら 私の前に立ってね


好きな人の一人も 守れないなら 男じゃない


ですから! とか 言ってね〜」


「フフッ和代な〜んか 嬉しそうじゃない?」


「な 何言ってんのよ!そんな事無いから!」


その時 母の呼ぶ声が 聞こえてきた





「あ ゴメン聡子 ご飯できたみたいだから」


「うん 分った またね〜」


「うん またね〜」


電話を切って キッチンに行くと 食卓に


一人分の夕食が 用意されていた


「あれ?父さん達は?」


「父さんは町内会の付き合いとかで 耕平は


食べ終わって 部屋に戻ったわよ」


「それじゃあ 頂きます〜」




私が食事を始めると 母は洗い物や片付けと


忙しそうに 動き回っていた


それを見て 甲斐君の事は 聞かれずに


済みそうだな そう思い ホッとした その時


用事が終わったのか 急に 私の前に座り


お茶を 啜り始めた




何時 聞かれるんだろう ドキドキしながら


ご飯を口に運んだ・・・が 母は何も言わず


ただ お茶を啜るだけ・・・


結局何も 聞かれないまま 食事を終えて


食器を洗うと シャワーを浴びて部屋に戻った


きっと母は聞かなくても 分ってるんだろう


私が 断らなかった事を・・・


部屋に戻った私は 直ぐ眠りに就いたのでした





















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