表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/32

心変わり

心変わりには 薄々気付いていた


それに 恋愛には付き物だとそう思っている


だから別れを告げられた時も 驚かなかった


(やっぱりね)これが最初に思った事だった




「君を愛してる」とか「ずっと一緒だから」


そんな言葉を信じていた私が馬鹿なだけ


そう・・・私が馬鹿なだけ・・・




だから無理に彼を 引き止めはしなかった


「分ったわ」その一言を私は呟いた


すると彼は 驚いた表情で私を見ていた


きっと私に引き止められると


そう思っていたのだろう


「どうして私じゃダメなの?別れたくない」


そんな風に 言われると思ったのだろう




だけど私は そんな事は言わない


それは 言ってもムダだと 思っているから


だって 心が離れた人に 何を言っても


ダメでしょう?





そして彼は 少し寂しそうな表情を見せて


去っていった・・・





私は公園に1人取り残されて 夜空を見上げた


無数の光り輝く星が 瞳に映った


明日は晴れだな


さようなら私の三年間 さようなら私の・・・


そう思った時 さっき迄 輝いて見えた星が


ボヤけて 瞳に映った


「あれ?」「星がボヤけてるぞ?」


そう呟いた瞬間


私の瞳から涙が零れ落ちたのだった



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ