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純白のギャンブラー(改稿前版)  作者: レブラン
2章

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26話 攻めを躊躇した赤コイン

「3戦目、ムエルニ様。カードはどうしますか」


 手札には4、Q、Kの合計29。


「2枚捨てますの」


 当然捨てるのは4とK。

 このQを維持すれば私の勝ち。


「フェル・ラグンダルト様。カード枚数宣言を」

「そうですね。3枚で」


 また3枚……狙いは勿論ジョーカーだろうというのはわかってますの。

 確かに54枚の中から早めに取り出すには3枚ずつしかないですの。

 デック枚数が少なくなってるとはいえ、その可能性はまだかなり低い。

 向こうだってそんなことは百も承知のはず……。


「両者カードが出揃いましたので、コイン排出に移ります。ムエルニ様から」


 私は出す気はない。

 しかしそれを阻止するかのようにこの女は青コインを1枚出してきた。

 私も負けじと青コインを排出する。

 白コイン同様に青コインでの競り合いが行われ、吐き出されるコイン。

 青コインが空になるまで出された結果、白コイン同様に±0となる。

 残りは赤コインだが、彼女は出す気配がない。


「次にフェル・ラグンダルト様、コインの排出をどうぞ」

「ありません」


 赤コインでは確実にこちらが有利。

 勝った……そう思いたい。

 1戦目に見せた奇跡のようなことは……。


「ムエルニ様12。フェル・ラグンダルト様35。両者引き分けとなります」

「良かったー。赤コインを出されていたら負けてました」


 彼女が出した手札は2、3、2、8、8、Qの合計35。

 確かにこの女の言う通り赤コインを出し続けていたら勝てたはずなの。

 攻めよりも守りに入ってしまった、明らかな判断ミス。

 これで1勝2引き分け。


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