表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
純白のギャンブラー~王都カジノの少女賭博録~  作者: レブラン
2章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/22

15話 貴族の舞踏会と、賭けられた三人

「ひぇー、さっきのラウンジは目じゃないほど、ここはそれ以上に広いですね! それに貴族らしい人たちもいるし、あっちは冒険者っぽいけど見たことあるような上位ランク? すごいですよフェル!」


 出てきた場所が少し高めなのか小さいあたしでもフロア全体を見渡せる。

 お城の舞踏会、そんな印象を受けた。高さはさすがにそれほどではないが、それでも天井にはいくつものシャンデリア。一階と違い白黒のタイル状の床。楽器演奏の中、貴族が手を繋いで踊って一夜を明かす。そんな風に妄想もできる。

 しかしここは煌びやかな舞踏会ではなくカジノ会場。いくつものギャンブル台が見えた。

 一階には冒険者らしき姿が多かったけど、この地下では貴族らしき姿の人が何人か見受けられた。

 身なりからして地位の高い人達なのだろうと思われた。


 中央付近には一台のテーブル、そしてリーシャ様とムエルニさんの二人が先に待っていた。

 椅子が三つ置かれあたし達はそれぞれ席に座った。

 あたし達の高さに合わせた台なのか座ってみると、高すぎず低すぎもしない絶妙加減。


「滑らかな手触り。支える脚の装飾も綺麗だし。このテーブルなんて特殊な木(ゲルム)ですよね?」

「あら、よくわかりますの」

「ゲルムって何ですか?」

「一言で言うなら主に魔法使いが愛用する武器の素材かな。魔力も通しやすいと聞いた事あるから」

「この台も含めて備品全て私が管轄(かんかつ)していますの。このテーブルとて特注品。ありがたく使わせてもらえることを光栄に思うことね」

「話は済んだかしら? では再度確認としてムエルニ、あなたは負けたら地位降格。そしてフェル、ユエルは勝てば入団」


 それぞれコクリとうなずく。


「そして今回のゲームではあなたたちをギャンブルとして賭けさせてもらっているわよ」

「ギャンブル?」

「この建物内のゲームを止め、全ての客があなたたちの誰が勝利するかというギャンブルをね。倍率として、ムエルニはセブンズミラーの一人でもあるから当然として1.5倍。フェルは私の事やライネスに勝ったと言う情報が伝わって3.5倍。ユエルは未知数だけどここまで来たことで6.0倍」


 カジノ店ではあるのだから儲けるためには当然と言えば当然の行為とも言えた。


「内容も一階の中央に映像としてあなたたちのやり取りを映してるわ」


 リーシャ様はパチンと指を鳴らすと上空にあたし達の台が映る。

 この場にいる全員が映像を見る事ができるようになった。

 あたしは台の上から手を振る仕草をすると、映像も同じ仕草が映った。

 全員にあたし達のやることを映されるのね。

 緊張する……。


オッズ数値を出しましたが、適当です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ