表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

コメディー集

パネエかぐや姫

作者: たこす
掲載日:2025/08/01

勢いで書いてしまいました。

 昔昔? あるところに? 翁というジジイがいたらしいんだわ。

 あるところっつっても? どこかわかんねーんだけどよ。田舎のどっかだわ、たぶん。


 んで? ある日? その翁が竹藪に入るとピカピカ光る竹を見つけたらしいんよ。すごくね?


「パネエ!」


 んで、翁は驚いて光る竹をスマホで撮りまくったわけよ。

 そりゃそうだ。

 光る竹だぜ? 竹が光ってんだぜ?

 誰だって撮るだろ。オレもそーする。


「映える映える、マジ映える」


 んで? 翁はスマホで撮った光る竹をすぐにSNSに投稿したんだわ。

 すると、秒でいいねがたくさんついたんだってよ。すごくね?


「パネエ!」


 翁はさらにいいねをもらおうと思って、光る竹を鉈で切ることにしたんだわ。


 だってよー、何で光ってんのかよー、気になるじゃん。

 誰だって切るだろ。オレもそーする。


 したらよ、何が入ってたと思う?

 バビる(驚く)ことに、おにかわ(めちゃくちゃ可愛い)なギャルが入っていたんだって。

 ウケる。



「パ、パ、パ、パネエエェェェェ!!!!」



 翁はマジでビビってー、腰を抜かしたらしくてー。

 んで? 腰を抜かしながらも? 動画でギャルを撮影してYouTubeにアップしたわけよ。やるなジジィ。



『竹の中から美しい女子おなごが出現せしむる』



 したらよー、動画の視聴回数は1億超え。

 すごくね?

 翁、超有名人じゃん。



 んでよー、翁は今の仕事辞めてユーチューバーに転身したわけよ。

 今までの仕事がなんだったのか謎だけどよー。

 おかげで高収入、ガッポガッポ。

 竹から生まれたギャルの成長記録をYouTubeにアップし続けて、その収入で生活することにしたんだわ、ほんとゲスいよな。

 クズ親ってこういうヤツのこと言うんだってよくわかるわー。



 んで? 竹から生まれたギャルは「かぐや姫」って名前つけられたらしいんだけど? それがまあ、おにかわ通り越して激カワつよし君なわけ。

 可愛い子の映像は誰だって見たいじゃん?

 だから視聴回数はうなぎ登り。

 ユーチューバーに転身した翁ウハウハ。

 やったな、翁。



 でもよー、そのおかげでかぐやちゃん時の権力者たちの目に止まってよー。5人の貴族たちから求婚されることになったわけよ。

 動画見て求婚て。バカかっつーの。


 でも貴族は貴族。

 断ったら超ヤベーから翁大ピンチ。

 かぐやちゃん取られたら動画のネタがなくなるって戦々恐々。


 だから翁は、5人の男に無理難題をふっかけることにしたんだわ。



「超ヤベーお宝持ってきたらかぐやをやるっつーか? そんな感じ? みたいな?」



 貴族たちは超ヤベーお宝って何か聞くわけよ。

 翁、そこまで考えてなくて焦る焦る。


「そりゃおめえ、超ヤベーやつったら、超ヤベーやつだべ? ヤベーに超がつくんだもんよー。そりゃもう超超超ヤベーお宝に決まってんだろうよ、マジ受けるー」


 マジウケるのお前な。

 さすがに埒があかないと思ったかぐやちゃんは、貴族たちに超ヤベーお宝を具体的に言ったんだわ。


「仏の御石の鉢か、蓬莱山の白玉でできた木の枝か、火鼠の皮衣かわごろもか、龍の首にある五色に光る玉か、燕の子安貝こやすがいを持ってきてペロりんちょ」


 チョイスえぐくね?


「うっわ、アリエンティー。マジ萎えー」


 さすがに貴族でも手に入れられないもんばかり。

 貴族たちはかぐやちゃんの要求が難しすぎると悟って、あきらめて帰ったんだってよ。翁大喜び。



「うぇーい、うぇーい。貴族ざまぁ。うぇーい」



 でも今度は時の権力者・帝がやってきたわけよ。


「へーい、かぐやっちー! オレっち帝ー。茶飲み行こーZEー!」


 チャラい帝にかぐやちゃん「うざ!」って思ったんだって。


「うざ!」


 んで、口に出して言っちゃったんだって。かぐやちゃん我慢できない子。

 したら帝は激おこしちゃってよー。


「我、激おこプンプン丸なり。この怒りは天を突き破らんばかりに烈火の如く氷山をも溶かす勢いで我を飲み込み候」

「なにそれ、イミフwww」

「激おこスティックファイナリアリティプンプンドリームーー!!」


 かぐやちゃん、思ってても口にしない方がいいって。

 でも激おこしちゃった帝はかぐやちゃんを殺そうとしちゃってさあ大変。


「きっしょ! おま、きっしょ!」


 帝をきっしょ呼ばわりするのはかぐやちゃんだけだろうね。かぐやちゃん、すかさず懐からロケット取り出したんだって。

 どこにしまってたんだろうね。


「翁っちー。帝キモいから、あーし、月帰んねー」

「月?」

「そーそー。あーし、月の姫だから」

「月の姫なんて初耳なんだけどー?」

「今言ったー」

「困るよー。もうちょっと稼いでくれないとー」

「無理無理。じゃあバイビー」


 そう言ってかぐやっちは月に帰って行ったんだわ。

 でもさ、今時バイビーって古くね?



 あ、昔昔の話だからいいのか。てへぺろ。



おわりんこ

読んでくれてチュースでーす!


………ほんとにごめん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ